楽天うまいもの大会※阪神百貨店さんのサイトより

 

10月上旬に阪神百貨店の楽天うまいもの大会に行ったのですが、その集客数には驚きました。阪神の物産展にはよく行くのですが、最近集客が鈍っているのを実感します。恐らく、改装後快進撃を続ける阪急うめだ本店に、相当顧客を奪われているのだと思います。その中で、楽天うまいもの大会は、かなりの盛況ぶりでした。

 

その中で何点か発見したことがあるのですが、今回は販促方法について。楽天出店業者だけあって、楽天流の値引き販売が盛んに行われていたのですが、値引き商品に見向きする人はほとんどいません。阪急よりも価格にうるさい阪神ですら値下げが通用しないということは、恐らく百貨店で行われる物産展では値下げしても売れないのでしょう。

 

そこで、楽天うまいもの大会で値下げ販売が通用しなかった理由について考えてみました。その理由は、

 

客層が違うから

 

ではないでしょうか。高齢者が多いという印象を受けましたが、高齢者ばかりというのではなく、若い人もイートインスペース中心に多かったのです。よって、年齢層が楽天市場と異なるわけではありません。

 

物産展に求めるものが楽天市場に求めるもの異なるから

 

という方が、より正確のようです。そこで、物産展・楽天市場に求められものをまとめると、次のようになります。

 

【物産展・楽天市場に消費者が求めるもの】

[物産展]美味しさや珍しさなどの品質・雰囲気

[楽天市場]割安さという価格

 

品質を求める消費者が多かったからこそ、楽天うまいもの大会では、値下げするしないに関わらず、売れるものは売れたのです。一方、楽天市場は、通常価格と特別価格が強調されることが多く、値下げ率・値下げ幅がユーザーを引き付けます。楽天スーパーポイントも、割安感を出す大きな武器です。大きな割安感を出せるかどうかで、売れ行きが変わると言っても過言ではありません。

 

百貨店の物産展のように、品質や雰囲気で買ってくれる消費者を引き付けるかどうかで、高い商品でも売れるかどうかが決まるのではないでしょうか。一方、価格に敏感な楽天市場のヘビーユーザーをいくら集客しても、価格競争から逃れられないかもしれません。

 

☆今日のまとめ☆

百貨店の物産展で買い物をする消費者と、楽天市場のユーザーは全く異なる。

前者は品質・雰囲気を重視するのに対し、後者は価格を重視する。

いかに前者のような消費者を集客できるかどうかで、高単価商品が売れるかどうかが決まるのではないか。

 

 

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☆  今日のこぼれ話☆

楽天は物産展というリアルの場で露出することによって、楽天市場の新規顧客を開拓しているのでしょう。

楽天Edyのブースもありました。