阪神のバレンタインスタジアム2013

 

3連休は、梅田の百貨店のバレンタイン売場を少しだけ見て来ました。男性だけに、女性がメインターゲットの売場に行くのは、正直気が引けます。試食しようにも、ほとんどそのチャンスは無いですし、見るだけでもかなり混雑しています。ただ、バレンタインの売場に行くと、デフレ感が全く無く、本当に日本なのかと思ってしまいます。しかも、高い商品がバンバン売れている不思議。だから、売場を覗きたくなるのです。

 

ちなみに、バレンタイン売場に行ったのは、阪神阪急JR大阪三越伊勢丹には、足を踏み込まず、友人の感想を耳にしただけです。バレンタイン売場と言えば、

 

日本の有名パティシエ

海外の有名パティシエ

海外の有名チョコブランド

 

が大きく幅を利かせています。実際、阪急と三越伊勢丹は、まさにこの本流を行く売場でありました。しかし、阪神だけが異なるのです。その違いとは、

 

【阪神百貨店梅田店のバレンタイン売場が面白い理由】

[1]日本のブランドがかなり多い

 

という点。アルファベット・カタカナがひしめく売場になりがちなのですが、阪神だけが漢字が多いのです。ブランドに頼らず、商品力で勝負という印象を受けました。そのせいもあって、次の大きな特徴が阪神のバレンタイン売場には感じられました。

 

日本ブランドのチョコレート

 

【阪神百貨店梅田店のバレンタイン売場が面白い理由】

[2]単価が比較的低く買いやすい

 

阪神に出店しているお店に共通していたのは、525円と1050円というプライスラインに沿った品揃えという点です。525円は義理チョコにちょうどよく、1050円は友チョコでしょうか。そして数は少ないですが1500円以上の商品が、本命用に使われるのでしょう。525円・1050円を中心の品揃えのため、義理チョコニーズに合った売場と言うことができます。

 

阪急・三越伊勢丹よりも、無名(私が知らないだけかもしれないですが)ブランドが多いため、

 

【阪神百貨店梅田店のバレンタイン売場が面白い理由】

[3]店舗側が試食に積極的

 

という印象を受けました。男である私が前を通っても、気持ちよく試食を薦めてくれます。一方、名の通ったパティシエブランドのお店では、そう簡単に試食はできません。まず、女性が店前を占領していますから、なかなか試食に手を出すことができません。

 

最後に、これは面白いことにはなりませんが、有名ブランドが少ないことにより、

 

【阪神百貨店梅田店のバレンタイン売場が買いやすい理由】

[1]      ゆっくり買い物ができる

 

という利点があります。阪急なんて、人が多くて冷静に商品選択の判断ができないぐらいですから。三越伊勢丹には足を運んでいないですが、他のフロア同様ゆったりと買い物ができるようです。(つまり、お客さんが少ないということになりますね。)よって、「ゆっくり買い物ができる」という点は、阪神の独自性というわけではありません。

 

このように見ると、阪神のバレンタイン売場が際立っているのは、

 

さほど有名でない日本のチョコレートを集めたから

 

と言うことができます。ヴィトン・シャネルなど有名ブランドばかり集めることによって、差別化ができなくなった百貨店の歴史を考えると、阪神のバレンタイン売場は一歩先を行くバレンタイン売場と捉えることもできます。

 

☆     今日のまとめ☆

梅田の百貨店の中で、阪神のバレンタイン売場が一番面白いと感じたのは、さほど有名でない日本のチョコレートを集めたから。

それゆえに、コスパの高い義理チョコを購入することができ、義理チョコニーズを取り込むことができる。

有名ブランドよりも、試食に熱心な点も、支持を得るだろう。

バレンタイン売場で独自性を出したという点では、バレンタイン売場の進化系と捉えることができる。

 

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☆     今日のこぼれ話☆

男性としても、阪神のバレンタイン売場は本当に楽しめます。

カップルで行くのには、最高ではないでしょうか。

 

☆サムシンググッド創業者 坂本桂一さんの言葉☆

「会社をつくってうまく軌道に乗せたいなら、目的が必要だ。目的が曖昧だったり、あるいは、あれもこれもといろいろなものを追いかければリソースが分散してしまう。とくに起業したてのころは、ただでさえリソースが乏しいのだから、一箇所に集中させなければ出る前に潰されてしまう。」

 

『頭の良い人が儲からない理由』より)

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