顧客戦略としてもっともっと活用できるポイントカード。
財布の中を見ると、ポイントカードでいっぱい。ついつい、ポイントカードをつくりすぎると、そういう事態に陥ります。かと言って、ポイントカードを自宅で保管していると、必要な時に手元にないということになる。そして、ポイントカードってホント厄介と思うようになります。
ポイントカードは、そもそも
◎一見客を固定客にする方法
として発明されたのだと認識しています。消費者としても、ついついポイントが溜まるとなればそのお店で買い物をしてしまう。だから、ポイントカードは発行するだけでその目的は達成しているとも言えます。ただ、最近よく思うのは、
◎ポイントカードを持っている人だけの特典というのが、ほとんどない
ということです。ポイントカードを持っていない人も今日作れば、今日からポイントを獲得できることがほとんどなので、長年会員だった人は、今日会員になった人と同じ便益しか享受できないということになってしまいます。つまり、常連さんでいるウマミがないということです。
ポイントカードを作る時に記入する個人情報は、「名前」「電話番号」「住所」「電話番号」「メールアドレス」などでしょうか。だから、ポイント会員が増えれば増えるほど、顧客名簿が分厚くなります。その結果、スーパーなどのポイントカード発行企業は、会員に向けて情報発信が可能になるのです。メルマガでもいいし、DMでもいい。しかしながら、会員に向けた情報発信をしている企業はほとんどありません。(少なくとも、私が持っているポイントカードの企業から、私宛にDMやらメールやらが来たことはめったにない。)これは、大変もったいないことではないでしょうか。ポイントカードを発行し、買い物毎にポイントを発行することは、コストがかかることです。せっかくコストを掛けて個人情報を獲得しておきながら、顧客に対して情報発信しないというのは大きな機会損失です。
私がこんなことを思うのは、ひいきにしているスーパーのチラシがほとんど入らず、毎週末ウェブでチラシをチェックしているから。ただ、ウェブで確認することは、「検索→クリック数回」する必要があり、少なからずハードルがあります。このハードルを面倒に思って、歩いていけるスーパーで買い物を済ませることも多々あります。ひいきにしているスーパーからすると、大きな機会損失になるのです。
この機会損失、スーパーに限らず、ポイントカード・会員カードを発行している家電量販店・美容室などはもとより、個人情報を把握している通販企業にも起こりえます。もしお店から新商品の情報が入ったならば、もしお店から時節のあいさつのハガキが届いたならば、買い物をするお店が変わったかもしれません。ポイントカードを忘れたからポイントを発行できないお店は論外として、せっかくポイントカードを作ったのだから、顧客戦略にもっと活用できるのではないでしょうか。逆に言うと、まだまだ活用できていないということは、常連作りの手段としてまだまだ有効ということでもあります。
☆ 今日のまとめ☆
ポイントカードは、常連さん作りのための手段である。
にもかかわらず、会員に対する情報発信がほとんど行われていない。
逆に言うと、ポイントカードをもっと活用すれば、顧客戦略としてまだまだ有効ということ。
☆7/10 の目標 ☆
1 プライベートブログの更新 ×
2 午前7時起床 ×
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 〇
4 腕立て・腹筋を各30回 ×
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。〇
7 読書(書籍・雑誌)をする 〇
8 毎朝、ツイッターでつぶやく ×
☆ 今日のこぼれ話☆
今日は、参議院選挙投票日です。
マスコミ等では、民主党が単独過半数取れるかどうか騒いでいますが、今回の結果で政権が代わることはありません。
政権選択は、衆議院議員総選挙だけ。
ただ、民主党の獲得議員によって、民主党の政策が代わるかもしれません。
混乱だけは避けて欲しいです。
日本には、やるべきことがいっぱいあるのですから。
(今 日の言葉)
「起業家十戒:ハードワーク、一日二十四時間仕事に集中する。」
(ファーストリテイリング社長柳井正著 「一 勝九敗 (新潮文庫) 」よ り)