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ビターズ公式サイトより

 

キリンの缶酎ハイ・ビターズの売れ行きが好調のようです。

 

キリンビールは6月に売り出した缶チューハイ「ビターズ」の初年度の販売計画を、当初想定の3倍の 300万ケース(1ケースは250ミリリットル24本換算)に引き上げる。上方修正は7月に続き2回目。ほろ苦い味わいなどが特徴の同ブランドは食事との 合わせやすさなどが支持され、20~40代の男性を中心に好調のため。11月25日にはユズの味わいの限定商品も発売する。(2014年9月15日付 日経MJ)

 

この手の缶酎ハイはほとんど飲まないので、美味しさについては全く知りませんが、印象的なCMを放映していたことは記憶にあります。CMから読み取る限り、ビールユーザー向けに作ったのでしょう。また、ネット上のマーケティングも積極的に行われていました。

 

ビールユーザー向けと、ターゲットを明確にしたからこそ売れたとも言えますが、それだけで販売好調を語れません。そのヒントは、主要販路のスーパー・コンビニ。ビターズがヒット商品になったのは、

 

他の缶酎ハイと同一価格だったから

 

ではないでしょうか。

 

先日、ダイエーの売場で見かけたのですが、ビターズの価格は100円。税抜きか税込みかは忘れましたが、他の缶酎ハイと同じ通常売価でした。期間限定の特売で他の缶酎ハイの方が安い時がありますが、それでもせいぜい10~20円差。競合商品とほぼ同じ価格だったからこそ、付加価値の違いが売れ行きに直結したのだと思います。

 

ビターズの成功要因というよりも、成功の環境・背景と言った方がいいでしょうか。単に、競合商品と差別化したからではないのです。競合と価格競争が起こらない環境だから、というシンプルな要因・背景なのです。価格競争が起こらない環境だからこそ、品質・ターゲット設定の違いが消費者によりわかりやすく伝わったのかもしれません。

 

☆今日のまとめ☆

ビターズの売れ行きが好調なのは、競合する缶酎ハイとほぼ同一価格だから。

価格競争が起こらない環境だからこそ、品質・ターゲット設定の差別化がわかりやすく伝わったのではないか。

 

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  • 今日のこぼれ話☆

スーパー・コンビニは、単に差別化すれば売れるという単純な販路ではありません。

商品選択に、価格が大きく影響するからです。