pasta from Pront

 

2014年に収集したチラシを整理していると、興味深いものが何点かありました。何度かにわけて、その一部を紹介したいと思います。今回は、恐らく三宮のプロントで貰ったチラシ。

 

プロントと言えば、カフェとバーの二毛作という特徴がありますが、最近ではフードにも力を入れています。これは、タリーズなどのカフェでも見られるトレンドですね。飲食業界は、どんどん業態の境目が薄くなっており、異業種格闘技の様相です。そのプロントが昨年1月に押していたのが、パスタ。そのパスタの売り方が、実に面白い。それは、

 

カロリー・野菜を強調して、ヘルシーさを訴求している

 

という売り方です。このような売り方をするパスタ専門店は、あまり見たことがありません。大抵、食材や調理方法・メニュー作成者(有名シェフなど)に特化しています。プロントは、それじゃ勝てないと考えたのでしょうか。ヘルシーさを全面に出しています。

 

ちなみに、2014年1月イチオシのパスタは、「冬野菜の投入クリームスープスパゲティ 730円」で、「397Kcal」「1/2日分の野菜」「キノコよりも低カロリーの白菜」の3点を強調しています。女子栄養大学とのコラボ商品で、学術的なお墨付きも加えています。

 

この売り方を見て思い出したのが、サブウェイ。最近、たまたま利用したのですが、サブウェイでは、全てのサンドイッチにカロリー表示がなされています。だから、カロリーで注文商品を選ぶこともできるのです。(実際、私もカロリーを気にして注文しました。)サブウェイの客層を見ると、ほぼすべてが女性。年齢層は、20代から60代まで結構幅広いものでしたが、いずれも見た目から健康・ダイエットに気遣っている人のようでした。(バイアスが入っていると思いますが)プロントも、カロリーや野菜を全面に出した販促をすることで、ヘルシーさを重視する女性の集客を狙っているのでしょう。

 

ヘルシーな女性を集客するメリットは、価格競争に陥りにくくなるから。また、価値に納得すれば単価が高くても売れるという効果も期待できます。これは、ウォーキングを奨励するイオンモール伊丹昆陽と同じですね。

 

☆今日のまとめ☆

プロントが、カロリー・野菜を強調してパスタの販促を行うのは、ヘルシーな女性を集客したいから。

ヘルシーな消費者を集客できれば、価格競争に陥りにくく、客単価を引き上げやすいという効果があるのではないか。

 

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  • 今日のこぼれ話☆

チラシは無料で配布されている生きた教科書。

金子哲雄さんがそうおっしゃっていたことが思い出されます。