「生命保険入門」書評、生命保険が普通のサービスになる時。

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結婚・FPの勉強を通して、やっと保険というものに興味を持つようになった。


それまで、全く興味がなく、友人と保険の話をしても、「僕は、保険に入るよりも将来の事業資金を貯めたい。」という理由で、保険という商品を避けて通ってきた。


実際、保険特に生命保険に関しては、職場に生保レディーが来る時しか考えることはなく、生命保険に入らなくても生活に困ることはない。


普通に生活している限りの話だが。


FPの勉強を始めてわかったことは、保険は人生のリスクをヘッジしてくれるということ。


病気や怪我をして働くことができなくなると、定期収入が途絶えることになる。


これは大きなリスクであり、しかも起こってもおかしくない事態である。


ならば、できるだけ低いコストでこのリスクをコントロールするべきだろう。


そこで保険の出番となる。


しかし、「生命保険入門」を読むと、生命保険という商品は大変大きな規制で守られており、決して消費者目線で販売されているとは思えない。


そのように一番感じるのは、

◎販売する時に、生保商品同士を比較してはいけない

という規制があるから。


今の時代、比較検討して購入できない商品やサービスがある事自体、信じられない。


比較的価格の低い一般的な食品でさえ、商品を手に取り、ブランドや商品説明を見て買うのに。


ましてや、価格の高い家電製品などは、カカクコムなどの口コミサイトで買っていい商品か検討してから購入するのが普通である。


長期間定期的に支払い続けるという高価格サービスである生命保険は、どう考えても一般的な家電製品よりも価格は高い。


ならば、契約者の評価を見て、比較検討して購入するのが、賢い買い方である。


この買い方が今できない生命保険は、普通のサービスとは言えないだろう。


このように考えると、著者の出口氏が問題視するように、一社専属のセールスが出張販売する方式が、今後主流から傍流に変遷する可能性は大いにある。


また、ネット販売や乗合プロ代理店・銀行窓販などに多様化することも、望まれるであろう。


一番低コストなのは、やはりネットを通して比較検討して購入するという通信販売。


ただし、保険は安心を買うという意味合いが大きいので、人を介する販売方法の方が安心感があるというメリットもある。


結局は、保険と一緒にいかに消費者が求める情報を提供するかが、勝負となるだろう。


最後に、ファイナンシャルプランナーとして言わせてもらえれば、一度切りの相談料だけでFPというビジネスは成り立ちにくい。(実際、高額な年収を稼いでいるFPは、相談料よりも執筆料・講演料などの収入の方が多いと言われている。)


ならば、顧客に対してライフプランの作成やキャッシュフローの提案を行い、その過程での保険販売で得られる手数料収入は、必要不可欠のように私は思う。


今は、保険代理店にたまたまいるFPから提案を受けて保険を購入するというのが、保険とFPの関わりであるが、今後、FPを通じて保険を購入するように変わるかもしれない。


そうなることによって、FPによる社会貢献の機会が増えることを切に願う。


☆ 今日のま とめ☆

生命保険は、購入する際に比較検討ができないなど、まだまだ消費者目線に立った普通のサービスとは言えない。

今後、FPを通じて保険を購入するということが、普通の保険購入手段になるかもしれない。


☆2/2 2 の目標☆

1 プライベートブログの更新 ◯
2 午前6時起床 ×
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ×
4 腕立て・腹筋を各30回 ◯
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明日の希望を書く。×
7 AFPの勉強をする ◯
8 読書(書籍・雑誌)をする ◯
9 毎朝、ツイッターでつぶやく ×

(今 日のこぼれ話)

久しぶりに歯医者に行きました。

歯が痛む原因は、虫歯でなく、知覚過敏とのこと。

歯磨きをやりすぎると、いけないらしい。

気を付けたい。

ただ、虫歯でなくてよかった。

これでひとまず安心。


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☆今日の言葉☆

手段ではなく、目的を追え。



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