プレジデントの最新号(2010年5月17日号)では、「IT・ネット、ケータイ丸わかり講座」という特集が組まれています。

一見、日経アソシエがよく取り上げる仕事へのIT活用術かと思いきや、ものすごく読み応えがある内容でした。

特集の始めでは、「ロングテール」「フリー」を著したクリス・アンダーソンのインタビューが掲載されてあり、この記事が一番面白い。

特に、

◎新産業革命

という言葉を使って、

◎イノベーションモデルが製造業にも応用される

ことが説明されてあり、製造業に身を置いていたことのある私としては、大変興味深い話題。

新産業革命の例えとして、

◎顧客が求める自動車のスペックを、中国の組立工場に発注して、小企業が製品を生産する

が事実として取り上げられていました。

このようなことがすでに行われているかは疑問ですが、デジタル製品では商品開発と製造が分離しているので、起こっていても不思議ではありません。

◎製造技術や製品開発、製品サポートなどの主要プロセスがオープン型になる

ことが起これば、このような個客対応(カスタマイズ)ができるという。

デジタル製品のビジネスモデルが、その他製造業にも適応されると解釈すればいいのでしょうか。

少なくとも、商品開発~生産~販売までが一企業内で行われる現状主流の垂直モデルが崩れることは不可避のように思えます。

食品関連産業で言えば、

◎販売は、ある小売店(特にスーパー)に任せる。(これをPBと言います)

◎配送は、同業他社と提携して共同で行う。(ビール業界ではすでに行われています)

◎デリバリー業務は、他の飲食企業や惣菜販売企業と共同で行う。

などが考えられます。

他企業との業務提携という形で行われますが、この提携にITが絡んでくるからこそイノベーションと呼ぶことができます。

今までは、人海戦術にて時間をかけて行われていたことが、標準化されたシステムを使うことによって、よりスピーディーに業務が行われ、その結果コストが削減される。(その結果、企業は利益を享受できる。)

とてもハッピーなモデルのように思えますが、この前提として

◎主要業務以外を潔く外部に委託できるか。

◎同業他社と歩調を合わせて、システムにある程度標準化できるか。

というハードルを越える必要があります。

業績が好調ならば、今までの成功体験が邪魔をして、なかなかこのような大きな変革を決断できにくいもの。

ただ、食品メーカーなどの内需関連企業は、現在デフレに悩まされている真っ最中。

そ思うと、意外にイノベーションは早く進む(進めざるを得ない)かもしれません。

☆今日のま とめ☆
クリス・アンダーソンの言う新産業革命とは、イノベーションモデルが製造業にも応用されるということ。

これは、商品開発~生産~販売などの各企業活動が、得意とする各企業によって分解されることであり、この分解にITが絡むことによってイノベーションが引き起こされる。

これは業務提携によって可能になるが、自社で行っていたことを外部に委託することは大きな決断を要する。

ただ、デフレに悩む内需関連産業の場合、背に腹を変えられないため、意外に早くこのイノベーションが起こるかもしれない。

☆4/26の目標☆

1  プライベートブログの更新 ◯
2  午前7時起床 ×
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ×
4 腕立て・腹筋を各30回 ◯
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明日の希望を書く。◯
7 AFPの勉強をする。 ×
8  読書(書籍・雑誌)をする ◯
9 毎朝、ツイッターでつぶやく ×

(今 日のこぼれ話)

今回取り上げたプレジデントを読んだのは、中央図書館。

図書館には多種多様な雑誌があるので、情報をインプットするのには最適の場所です。

今回図書館に行ったのは、今考えている事業で第一に目指す収益化の方法を考えるため。

以前にも収益化については話しましたが、まだ結論が出ておりません。

アイデアを考えていると、どんどん話が大きくなり、ビジネスとしては大変将来性が高いものになって行きます。

ただ、始めの一歩をどう踏み切るか。

将来性の高いビジネスだからといって、この一歩が単なる先行投資になれば、企業は早々に行き詰まってしまいます。

私が求めるモデルとは、創業当時は薄い利幅であっても、キャッシュが還流する仕組み。

そして、顧客が増えれば増えるほど、費用以上に利益が増幅し、その利益を使って次の一手を打つ。

それほど高いスキルがあるわけではなく、アイデア勝負な面が強いので、できるだけ早い事業展開は不可避でしょう。

初期投資はできるだけ低く、そして利益率はできるだけ高く。

とても難しい連立方程式です。

(今 日の言葉)

「現実は、偶然の出来事から時に面白い展開を示すことがある。」
(ファーストリテイリング社長柳井正 「一 勝九敗 」よ り)

※ 当分、私 の好きな書籍「一 勝九敗 」から引用します。