接客で差別化する誰にでもできる簡単な方法とは?

ビュッフェレストランでの一コマby courtesy of Trysil

先日、日経MJで次のような記事を見つけました。

消費税増税のニュースを目にした昨年、「あぁ、プライスカード付けが大変だな……。値段表記もしっかり考えなければならないし、計算方法も……。みんな混乱するだろうな」と、販売員目線で捉えてしまった。(2014年2月17日付 日経MJ)

この記事で言いたいことは、

消費税増税により売上減少は避けられませんが、そのような環境でも来店してくれるお客様は本当にありがたいものであり、感謝の気持ちを伝えることこそ、販売員の増税対策だ

ということです。この記事でふと頭に浮かんだのは、店外での接客。

接客というと、店舗内で行われるものですが、見込み客との接触は店外でも起こります。よくあるのが、開店前の掃除をしている店員が、店前で通行人と遭遇するパターン。準備中であり、店外だから、接客する必要なんて必要がないと言えば、それまでですが、偶然の出会いであるのは間違いありません。この時に軽く会釈するだけで、この見込み客獲得のチャンスを活かせるのです。

私の体験では、店員が熱心に掃除をしていて、通行人に気付かなかったならまだしも、目が合っても見て見ぬふりをするのがほとんど。いい印象を受けることはほぼ100%ないどころか、悪い印象も持つ可能性も否定できません。これでは、見込み客獲得のチャンスを逸しているどころか、マイナスの効果を引き起こしていることになります。

三ノ宮の駅前を歩いていると、飲食店の顧客獲得競争の激しさをしみじみ感じます。来店客が少ないのか、多くのお店でチラシ配りなどを行っているからです。そこまでして集客したいならば、営業時間外に起こる通行人との偶然の出会いをもっと大切にすればいいのにと思ってしまいます。決して難しいことではありません。笑顔で会釈または、「いつもありがとうございます」などの挨拶をすればいいのです。アルバイトにそこまで求めるのが酷なのもわからないではないですがが、それができるかできないかで、長期スパンでみた店舗の成否が決まるのではないでしょうか。

☆今日のまとめ☆

店舗前を歩く人との出会いなど、営業時間外・店舗外に起こる見込み客との偶然の接触機会は、見込み客獲得のチャンスではないか。

チラシ配りよりも、よっぽど効果があるかもしれない。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

それにしても、三ノ宮の居酒屋客引きの多さには、こっちがひいてしまいます。

危険を感じる人も多いと思いますよ。

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