by David

 

昨日の日経MJに大変興味深い記事がありました。(日経MJの試読申し込みはこちらから。)

 

世界最大の旅行口コミサイト、米トリップアドバイザーの日本法人(東京・渋谷)はサイト上のボタンを押すだけで国内宿泊施設に関する口コミを簡単に閲覧・投稿できる仕組みを開発した。まず国内で37ホテルを運営するJALホテルズ(東京・品川)が自社サイトに導入した。

 

ブログなどでソーシャルボタン(ツイッターボタンやフェイスブックのいいねボタンなど)が付いているサイトは、かなり一般的です。しかし、企業のオフィシャルサイトで、ソーシャルボタンが付いているページは、聞いたことがありません。企業サイトとは、商品情報や会社概要などの公式情報を伝えるページ。かなりかしこまったページなのです。そのページに、口コミサイトと連携する仕組みを組み込むことは、かなり思い切った施策だと思います。この施策を行うかどうか、JALホテル社内で喧々諤々の議論があったことでしょう。

 

JALホテルが、公式ページを口コミサイトと連携させたのは、連携させた方がプラスになるからと判断したから。プラスになるとは、集客しやすくなるからに他なりません。口コミ情報が消費者の来店動機になると判断したのでしょう。

 

ただし、口コミ情報が来店動機にならない場合もあります。それは、マイナスの口コミ情報の場合。JALホテルに宿泊して、いい思いをしなかった消費者が、トリップアドバイザーにその体験を投稿したならば、その投稿がそのホテルの公式ページとリンクすることになります。この情報は、JALホテルの集客にとってマイナスに働きます。企業は、口コミ情報を操作できない以上、口コミ情報と公式サイトをリンクさせることは、大きなリスクと言えます。逆にそのリスクを負ってまでリンクさせるということは、JALホテルの自信の表れなのかもしれません。一つ言えるのは、リンクさせなくても、ネットに慣れた消費者は自分で口コミ情報を調べます。それを見越して、公式ページの利便性を高めるために行ったのは間違いないと思います。

 

トリップアドバイザーによる公式サイトと口コミサイトのリンクが成功すれば、この流れは消費者向けの店舗を運営する企業に広がるかもしれません。例えば、食べログとレストラン公式サイトが連携するかもしれません。さらに進めば、消費財メーカーの公式サイトが口コミサイトと連携するかもしれません。

 

思えば、以前あるレストランが食べログへの掲載を拒否したという記事を読んだことがあります。これは、負の口コミが集客の邪魔になることを恐れたからでしょう。また、口コミ情報の一部にやらせ(特に競合店による)が含まれていることも、拒否した要因のように思えます。このように、企業が口コミサイトを毛嫌いする時代であったわけですが、トリップアドバイザーの記事を読むと、その時代も変わりつつあります。今後、口コミの威力に気づいた企業が、口コミを積極的に活用する。このトレンドは、あらゆる消費者向け企業に広がることと思います。

 

☆今日のまとめ☆

トリップアドバイザーとJALホテルの提携は、口コミサイトが企業オフィシャルページに進出したということ。

この提携が成功すれば、、ホテル以外の消費者向け商品を提供する業界にも広がるだろう。

一方、どちらかというと、自社が操作できない口コミを、これまで企業は毛嫌いしてきた。

その姿勢が、集客・販売に口コミを活用する姿勢に変わったのは、企業が口コミの威力に気づいたからである。

 

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☆ 今日のこぼれ話☆

サイトアクセスログを見ると、今日のアクセス数が激減。

何かおかしいと思って検索してみると、ヤフージャパンでryotarotakao.comが1ページ目に出てこないことがわかりました。

(検索ワードは、「高尾亮太朗」です。)

なぜでしょう?

特にサイトをいじったわけでもないのに。

ヤフーの検索アルゴリズムが変わったのでしょうか。

んー、悩みます。

 

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓