またまた大阪・梅田のデパートの話です。前回・前々回のブログに書いた通り、先週末に阪神梅田店のワイン祭に行きました。そのついでに、阪急・大丸・三越伊勢丹のデパ地下を覗いたのですが、

 

JR大阪三越伊勢丹のデパ地下のお客さんの少なさ

 

にびっくりしました。阪神のワイン祭だけでなく、阪急でもフランスフェアが行われていたので、仕方ないと言えば仕方ないのですが、大丸はそれほど人の入りが悪くなかったところをみると、三越伊勢丹自体にもその原因があるように思えます。

 

そこで、JR大阪三越伊勢丹のデパ地下が集客に苦労している理由を考えてみました。それはずばり、

 

他のデパ地下のような実用的な差別化が無く、行く動機がない

 

からではないでしょうか。実用的な差別化とは、消費者の目から見たありがたい特徴。消費者が感じる他のデパ地下の利用動機は以下の通りです。

 

【阪神梅田店】豊富なワインを試飲して選べる。ワイン売場の店員さんに気軽に相談できる。イカ焼き・御座候など庶民的なスナックで小腹を満たすことができる。

【阪急梅田店】3フロアーに分かれているので、目的が決まっていればすぐに買うことができる。特にスイーツ売場は固まっていて便利。(現在改修中のため、利用動機は小さいかと思います。)

【大丸】イートインのお店が豊富。しかも上品なお店ばかりだから、カウンターで食べていても恥ずかしくない。

 

JR大阪三越伊勢丹の特徴は、

【JR大阪三越伊勢丹】通路が広いので圧迫感が小さい。野菜の値段が、他のデパ地下と比べて安い。

ぐらいでしょうか。一般的な野菜(大根・きゃべつなど)の価格の低さは特筆すべき箇所かもしれませんが、デパ地下で一般的な野菜を買う人はごく一部。しかも、消費者にとって、デパ地下の野菜はスーパーが競合になるので、スーパーと比べるとそれほど安いわけではありません。つまり、野菜の低価格販売では、デパ地下の利用動機にはなりにくいことになります。通路が広いことは買い物のしやすさにも繋がるのですが、一方で閑散な感じを受けてしまいます。デパ地下は、行列があるなどある程度混雑しているから、購買意欲が沸き立つ場所でもあります。この点から考えれば、通路が広く混雑さを感じないことは、逆にマイナスかもしれません。

 

逆に考えれば、実用的な差別化さえあれば、JR大阪三越伊勢丹のデパ地下もV字回復できると考えられます。差別化というぐらいだから、他のデパ地下にない要素を組み込む必要があります。そこで、

 

日本酒・地ビール・日本のワインの品揃え・試飲を増やす

 

ことをすればどうでしょうか。阪神梅田店のワイン売場が充実していると言っても、95%以上が外国産のワインです。阪神・阪急では、ワイン同様に日本酒の試飲が行われていますが、銘柄は2種類程度に過ぎません。地ビールに至っては、阪急が若干多いぐらいですが、地ビール好きには満足できない品揃え。さらに、三越伊勢丹には、日本酒とちょっとした料理を出す上品なバーがあるのです。これを日本酒の販売に繋げない手はありません。

 

このように、日本酒・地ビール・日本のワインの売場を充実すれば、梅田に行った時には三越伊勢丹に寄ってみようと思う人が増えるのではないでしょうか。そして、その後、デパ地下の他のお店や上の階にも足を伸ばすことでしょう。

 

酒好きが考えたかなり偏った意見かもしれませんが、JR大阪三越伊勢丹のデパ地下は、何かしら改善が必要かと思います。売場にワクワク感がなければ、「面倒だから、阪神・阪急を見ればいいや。」になりかねません。

 

☆    今日のまとめ☆

JR大阪三越伊勢丹のデパ地下が集客に苦労しているのは、実用的な差別化がなされていないから。

実用的な差別化とは、消費者の目から見たありがたい特徴。

そこで、阪神・阪急・大丸に欠けている日本酒・地ビール・日本のワインの売場を充実させてはどうか。

既にある日本酒と小料理を嗜むバーを活かすこともできる。

 

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☆ 今日のこぼれ話☆

ついに、鼻づまりが起こりました。

そう、憎き花粉症のせいです。

点鼻薬を買おうかと思いますが、オススメの商品あれば教えて下さい。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→☓

◎部屋や家の掃除をする→☓

◎営業日誌を付ける→☓