By CUBIX -SIDE BY SIDE-

 

先日、大丸神戸店に行った時、入り口にスポーツカーが二台展示されていることに気づきました。そのスポーツカーは、トヨタ86とスバルBRZ。どちらも同じ車体とエンジンを使っているので、ほとんど同じ車に見えます。百貨店入り口で、トヨタとスバルが共同で、新型スポーツカーのPRをしているというわけです。

 

デパートの入り口で自動車の展示を見たことがないわけではありませんが、ここ5年間ではなかったかと思います。デパートと自動車という組み合わせはそれだけ異色ということになりますが、それでもトヨタとスバルが展示を行ったということは、それなりに理由があるかと思います。その理由とは、

 

新規顧客の獲得

 

ではないでしょうか。

 

兵庫トヨタの店員さんと少し話したのですが、トヨタ86の売れ行きはいいみたいです。昔レビンやスプリンタートレノに乗っていた人にはとても魅力的な商品のため、レビン・スプリンタートレノの旧ユーザーから相当数の予約を頂いているとのこと。つまり、

 

トヨタのスポーツカーユーザー(OBを含め)のリピート購入

 

はすでに実現しているようです。もう少し一般化すると、

 

既存顧客の再購入

 

ということになります。

 

ただ、トヨタはこの86を開発・発売するにあたって、「走る喜び」や「カスタマイズする楽しさ」を訴えているようです。つまり、燃費の良さや乗車人数の多さなど「車の機能性」とは別の価値観が、そこにはあります。この新しい価値観を、既存顧客以外の人にも訴えたいという目的が、百貨店での展示に表れているのではないでしょうか。

 

正直言うとあまり興味のない車だったのですが、説明を聞いたり、自動車自体をじっくり見たりすることで、少し興味が湧いたのも事実。しかし、この興味が購入に結びつくかについては、少し疑問です。というのは、パンフレットを頂いたのですが、この記事を書くまでカバンに入ったままで、トヨタ86の記憶がかなり薄くなっていたからです。こういう人は多かったのではないでしょうか。

 

サイトを見ると、ソーシャルカタログなどソーシャルメディアを使って、興味・関心を高める工夫がなされていました。少し興味を持った人に忘れないでいてもらうには、

 

定期的に情報を送り続ける

 

ことが有効かと思います。(もちろん、相手の欲しがる内容を迷惑にならない頻度で送る必要がありますが。)ソーシャルカタログはこれまで見たことのない興味深い試みなので、紙のカタログからソーシャルカタログにつなげる仕組みがあれば、ネットユーザーを公式サイトに誘導し、フェイスブックを通じた情報発信ができるように思えます。

 

それにしても、大丸神戸店の店頭にトヨタ86が展示されていなければ、この記事もなければ、86に興味も持たなかったでしょう。そういう意味で、否が応でも目に飛び込んでくるリアルの商品展示・広告は、依然大きな力を持っていると言えるでしょう。

 

☆  今日のまとめ☆

大丸神戸店入り口近くに、トヨタとスバルが共同で新型スポーツカーを展示したのは、新規顧客獲得が目的ではないか。

燃費の良さや乗車人数などの車の機能性とは異なる、走る喜び・カスタマイズ楽しさという新しい価値観を、これまでスポーツカーに購入しなかった層に伝えることができる。

ただ、少し興味を持った見込み客を購入にまでつなげる仕組みがなかったのは、もったいない。

ソーシャルカタログなど興味深いコンテンツがサイトにあるので、サイトに誘導し、フェイスブックでコミュニケーションできるようにすれば、見込み客を購入客に進化させることができるではないか。

 

 

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☆  今日のこぼれ話☆

独身の時、ホンダ・デルソルに乗っていました。

手動で屋根が取れる二人乗りスポーツカーです。

馬力はないけれど、見た目・小回りが利くところが大好きでした。

ただ、今はスポーツカーが欲しいとは思いません。

人間は変わるものです。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓

◎営業日誌を付ける→☓