国産野菜・有機野菜にとって大きなチャンスになりうるTPP、その理由とは?
最近、購入する食材の産地や原材料には、特に気にするようにしています。というのも、安いからといって何も考えずに食べていると、知らないうちに病気になって、逆にお金が掛かりそうだからです。特に根拠はないですが、原材料表示を見て、知らない原材料やカタカナ原料があれば、できるだけ避けるようにしています。(もちろん、全部避けるのは無理です。食べ過ぎないように気をつける程度ですね。)
そこでふと思ったのが、
TPPによって外国産の野菜が輸入されると、逆に国産野菜のありがたみが理解されるのではないか、
ということです。外国産の野菜についていつも感じるのは、農薬が大量に使用されていないか、という点。農薬使用量が売場に提示されていれば、迷わず買うのですが、ない場合がほとんど。だから、いくら安くても、少し不安なのですよ。その結果、少しぐらいの価格差ならば、国産野菜を買うようになってしまうのです。
今でも外国産の野菜は少し入ってきていますが、その種類はまだまだ少ないもの。ほとんどの野菜が国産だからこそ、価格競争に陥ってしまうのかもしれません。スーパーで有機野菜が売れないのも、国産野菜なら普通のでも安心と感じる消費者が多いからではないでしょうか。TPPにより外国産の野菜が大量に流入すれば、国産野菜のみならず有機野菜が売れ出すかもしれません。もちろんそのためには、農薬使用量など食の安心安全を担保する情報提示が必須になりますが。
☆今日のまとめ☆
TPPにより外国産野菜が大量に流入すれば、国産野菜や有機野菜の良さが再認識されるのではないか。
TPPは国内農業にとって、大きなチャンスになりうる。
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☆ 今日のこぼれ話☆
日本で有機野菜があまり売れないのは、野菜売り場が国産品で埋め尽くされているからかもしれませんね。
TPPによって、アメリカのホールフーズのようなスーパーチェーンが生まれたら、おもしろい。