誰にどんな便益を提供して、どこから収益をあげるか。

昨日に続いて、今日もある専門家に事業アイデアの相談を行いました。

今回は、主にインターネットをどう使うかについての内容。

先に私が行いたいサービスについて文書で提出していたのですが、機能がやはり多いんですね。

機能が多いと、ユーザーにとっては情報量が多くなりますが、一方でクリックや入力の手間が多くなる。

面倒なサービスは、一度使ってそれっきりになる可能性はかなり高い。

というわけで、機能を絞って、さらに運営者側の管理も少なくなるような方法を考えようと思います。

ただ、そもそも、

◎誰にどんな便益を提供するか?

という部分が、今ひとつ明確でないんです。

私がこのサービスを考えたのは、

◎スーパーに卸している食品メーカーさんが、スーパーの棚以外で自社商品をアピールできる機会を、より低価格で提供しよう

という思いがあったから。

スーパーとの交渉によって、苦労して自社商品を棚に並べてもらっても、消費者がその商品に気付くとは限らない。

スーパーには、何千(いや万か)種類の商品が所狭しと並べられており、その全てに消費者が目をやることはほぼありません。

欲しいモノ(例えばケチャップなど)があったとしても、そのモノが並べられている棚にいってざっと商品を見るだけ。

そして、冒険して損をしたくないので、これまで買ったブランドの商品を選ぶことになる。

せっかく、メーカーさんが頑張って棚に並べたとしても、商品を手にとってもらうことすらないかもしれないです。

ましてや、知名度に劣る中小企業の場合は、よっぽど商品特性に消費者がピンと来ない限り、カゴに入れてもらうことはないでしょう。(相当、価格上の魅力があれば、別ですが。)

そうこうするうちに半年ほど経てば、棚に並んだ商品の見直しの時期になり、売れていない商品は棚から消えていく。

この悪循環を打破するために、なんとかメーカーさんが手塩にかけて開発した商品を消費者にアピールできる方法はないか?

あれこれ方法を考えたところ、

◎メーカーさんの訴えたい情報が提供できる

◎他の消費者の感想を見ることができる

という特徴を持ったネットサービスを思いついたのでした。

このサービスの便益は、明らかにメーカーさんにあります。

ならば、メーカーさんから何かしら収益を上げればいいのですが、主なターゲットが中小企業、しかも価格競争に巻き込まれる食品メーカーとなると、そう簡単に課金できそうにない。

ここが問題なんですね。

中小企業が、費用対効果を測りにくい広告にお金を費やすことも考えづらいし。(そもそも、食品関連の中小企業に、広告を打って商品を売ろうという考えはかなり薄いと思います。)

私の理想は、ECサイトにつなげて、そこの売上の一部を手数料として頂くこと。

ただ、このような仕組みは、お金を掛けて構築できたとしても、運営を一人で行うことは大きな困難です。

だからといって、簡単なサービスを作ったとしても、本来の目的がなければ途中で音を上げてしまうでしょう。

シンプルに、目的を達成し、収益をあげる方法はないか。

江戸時代とは違って、こんなに便利な時代なのだから、必ず方法はあるはず。

寝ている間も考えるようにしよう。

☆ 今日のま とめ☆

事業には目的があり、その目的を達成するために、誰にどんな便益を提供して、どこから収益をあげるかをまず考えよう。
☆5/19の目標☆
1  プライベートブログの更新 ◯
2  午前7時起床 ×
3  毎朝、鏡の前で笑顔の練習 〇
4 腕立て・腹筋を各30回 ◯
5  部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。×
7  読書(書籍・雑誌)をする ◯
8 毎朝、ツイッターでつぶやく ×
※AFPの勉強は、最終課題を提出し、現在合否の結果待ちのため、目標から外しました。

(今 日のこぼれ話)

AFPの最終課題は、無事合格したようです。

よかった、よかった。

6割取れば合格なので、それほど大きなハードルではなかったですが、生まれて初めて作ったライフプラン・キャッシュフロー表だったので、いろいろ悩んだのも事実。

今の事業とは直接関係ないですが、将来には食と金融を何かしらリンクさせたいと考えています。

(今 日の言葉)
「人は高い目標があるほど頑張ろうと努力する。低い目標だったら努力しないのではないかと思う。」
(ファー ストリテイリング社長柳井正 「一 勝九敗 (新潮文庫) 」よ り)
※ 当分、私 の好きな書籍「一 勝九敗 (新潮文庫) 」から引用します。

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