神戸コロッケが教えてくれた、ロック・フィールドの業績大幅改善理由とは?

RF1の紙袋

 

先日、久しぶりに神戸コロッケで揚げ物を購入したのですが、その時に衝撃的な体験をしました。「衝撃的」なんて、大げさな表現かもしれません。昔はよく遭遇したことでしたが、最近めっきり減ったことであり、これがロック・フィールドの既存店売上高向上の要因かと思うからです。

 

その体験とは、

 

おすすめ商品の提案を受けた

 

というもの。ほとんどの方が、なーんだと思われたでしょう。おすすめ商品の提案なんて、そう珍しいものではないからです。昔は確かにそうでした。しかし、今はどうでしょうか。たまに利用するマクドナルドでも、おすすめ商品の提案を受けたことはありません。昔は、「ご一緒にポテトはいかがですか?」という提案がよくあった記憶があります。会社の方針なのか、その提案が最近さっぱり無くなったように感じるのです。

 

神戸コロッケで受けた具体的な提案は、

 

揚げ春巻きの提案

3個買うと割安になる

 

というもの。この提案を行う意図は、明白です。そう、

 

追加商品・複数商品の購入による客単価の向上

 

が、目的なのです。このような明確な目的を持った販促をしているからこそ、神戸コロッケの既存店売上高は、プラスに転じたのではないでしょうか。ちなみに、神戸コロッケは、8月にやっとプラスになったばかり。追加購入・複数購入の販促効果が出てきた証拠ではないでしょうか。恐らく、RF1など他ブランドでも同様の販促が行われた結果、既存店売上高がプラスに回復したように思えます。

 

そう言えば、前回取り上げたCoCo壱番屋も、店舗内マーケティングに力を入れており、恐らく商品提案を積極的に行っているものと思われます。だからこそ、業績がすこぶるいいのでしょう。

 

店員による積極的な商品提案ができるかどうかが、店舗ビジネスの業績を左右しているのではないでしょうか。

 

☆今日のまとめ☆

ロック・フィールドの業績が好転したのは、店員による商品販促に力を入れて、客単価引き上げを強く推し進めているためではないか。

店員によるこの販促ができるかどうかが、店舗ビジネスの業績を左右するのではないか。

 

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☆    今日のこぼれ話☆

商品提案は強引すぎると、顧客離れを起こしかねません。

このさじ加減が難しいのでしょうね。

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