Photo:求人 By:o_Ozzzzk
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人手不足に関する記事が、最近やたらと目に付きます。上場企業が、新卒採用予定数を増やす動きも、人手不足を意識したもの。アルバイト時給の上昇も、止まる様子はありません。こういう記事を見る限り、労働集約的なビジネスはかなり厳しいと感じます。

 

工場における製造ならば、機械による自動化がある程度可能。しかし、店舗における接客が必要とされるサービス業は、裏方の作業を自動化することができても、接客を自動化することはかなり難しいでしょう。ファストフードなら自動券売機で注文受けを代用できますが、フルサービスレストランでそれをすると、サービス低下と感じられ、顧客離れを引き起こす恐れがあるからです。

 

だからといっても、必要とされる人員を確保できなければ、従来のオペレーションはできません。そこで、店舗ビジネスでは次のような変化が起こると予想します。

 

【人手不足が引き起こす店舗ビジネスの変化】

[1]小型化

[2]クレジットカード・電子マネー利用可能店舗の増加

[3]その他更なる作業の簡素化

 

1は、単純に少人数で運営しなければならないならば、小型化すればいいという考えです。コンビニとスーパーの従業員数を比較すれば、一目瞭然でしょう。コンビニほどの店舗面積ならば、1~2人、ピーク時で3人いれば運営可能です。

 

2は、現金よりもクレジットカードや電子マネーでの決済の方が、決済時間を短縮できます。時給を引き上げても人が集まらないならば、手数料負担が生じるクレジットカード・電子マネーを利用可能にするしかありません。クレジットカード・電子マネー利用を促すインセンティブ(ポイント増額など)を付ける店舗が、今後増えるかもしれません。

 

3は、仕事内容が難しくなるほど、人は集まりにくくなります。居酒屋が、時給を1000円に引き上げても人手不足から逃れられないのは、仕事内容が複雑だからです。よって、作業の簡素化は今後更に起こるでしょう。例えば、レストランにおける注文受けや決済時のレジ打ちなど、まだまだ複雑な作業は多く、それ自体に時間が掛かるだけではなく、習得するまでに時間を要します。習得するまでに挫折して、辞める人も多いはず。よって、作業の簡素化を店舗ビジネス全体で今後進むものと思われます。

 

2・3は業界全体で進むにしても、1については、小型店舗運営に長けたコンビニが優位。コンビニによる店舗ビジネスの侵食は、更に進むのではないでしょうか。

 

☆今日のまとめ☆

人手不足により店舗ビジネスは、店舗の小型化、クレジットカード・電子マネーの支払い可能店舗の増加、更なる作業の簡素化が進むだろう。

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☆  今日のこぼれ話☆

最近少し太ってきました。

中高生の頃太っていただけに、注意が必要。