元町夜市で人が集まる理由とは?
今日、ふと神戸・元町近辺を歩いていると、元町商店街近くで浴衣姿の女性をチラホラ目にしました。そして、透明カップに入ったレモンハイを飲むサラリーマン風の中年男性。元町商店街に足を踏み入れると、これらの理由がわかりました。今日は、元町夜市の日だったのです。元町夜市とは、元町商店街のお店が参加する夜の市場。普段、夜8時過ぎの元町商店街は、ほとんど人通りがなく、お店もほとんど閉まっています。ただ、今日の夜市は、すごい人。なかなか自分のスピードで歩けないぐらいなんです。
なぜ、こんなに人が集まったのかと考えてみたのですが、それは、
◎商店街にある店舗全体でのイベントだから。
これがもし、元町商店街の一部の店舗だけのイベントならば、これほどの人が集まっていないと思います。さらに、店舗が開いているだけではなく、たこ焼きやフランクフルト・ビールなどの模擬店、金魚すくいなどの子供向けゲームなど「お祭り」のようになっていたのも、集客できた大きな要因だと思われます。経済学的に言えば、「規模の経済が働いた」とも言えるのでしょうか。
そこで、元町夜市のような規模の経済の仕組みを商売に活かせないかと考えみました。思いついたのが、
◎生産地別の食品キャンペーン。
同じ生産地の商品を買った人を対象に、期間限定のキャンペーンを実施するという仕組みです。例えば、兵庫県産の食品の購入者が、その商品についた応募券(またはバーコードなど)を10枚集めてはがきで応募すれば、プレゼントがもらえるというキャンペーン。このキャンペーンによって、兵庫県産の商品の拡売が期待できます。もしこのようなキャンペーンを、中小企業が単独で実施したとしても、それほど大きな購買要因にならないのではないかと思います。(一方、サントリーや永谷園などの大手メーカーは、販促方法として積極的に懸賞キャンペーンを活用しています。)
中小企業一社で行ってもあまり大きな期待を持てないことに、大きなビジネスチャンスが存在するような気がします。一つのアウトーソーシングとも言えるでしょう。このチャンスをいち早くつかみ、大きな仕組みに育て上げれば、大きな参入障壁になるのではないでしょうか。(こ れも、一つ のプラットフォームなんでしょうか?)
☆今日のま とめ☆
元町夜市が集客に成功したのは、商店街全体でイベントを行っているから。
中小企業一社で行ってもあまり大きな期待を持てないことに、大きなビジネスチャンスを感じる。
☆7/26 の目標 ☆
1 プライベートブログの更新 ×
2 午前7時起床 〇
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 〇
4 腕立て・腹筋を各30回 ×
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。×
7 読書(書籍・雑誌)をする ×
8 毎朝、ツイッターでつぶやく ×
☆ 今日のこぼれ話☆
昨日は、二人の方とお会いして、食品輸出のことと創業に関していろいろ情報交換をいたしました。(ほとんど、こちらからの相談でしたが。)
一人の方は、以前大手商社で食品の輸出入に携わっていた方。
その方のお話によると、最終消費者を対象にした食品の輸出は、商品が根付くまでに大きな販促費が掛かるという。
正直、今考えていた事業内容を脆さを実感しました。
もう一人の方は、私の同じような経歴で大阪で事業を行っている事業家。
同じ食品関連ですが、私が見向きもしなかったことに事業アイデアを見抜いた点には驚きました。(そして、その行動力。)
最近、食に関する出会いに恵まれていると実感しています。
ただ、この出会いも、私がチャンスを見逃さなかったから起こったもの。
積極的に失敗を恐れず、人と交流したい。
最近つくづく思います。