モロゾフのチョコレート

 from Morozoff

昨日、久しぶりに阪急西宮北口駅に行ったのですが、駅ナカの小売店もバレンタイン商戦まっただ中でした。例えば、

 

モロゾフ→チョコレートなどのお菓子

551の蓬莱→ハート型豚まん

ビアードパパ→チョコレートシュークリーム

 

など。

 

駅ナカのお店なので、さほど品揃えは多くありません。モロゾフの店舗も、デパ地下と比べると販売アイテム数はかなり少ないと思います。さらに、駅構内なので、どちらかというと早足の人が多い。ゆっくり買い物を楽しみたい人には、駅ナカのお店は選択肢に入らないのではないでしょうか。駅ナカ店舗の弱点をまとめると、次のようになります。

 

【駅ナカ店舗の弱点】

[1]      店舗面積が小さいために品揃えが少ない

[2]      人は多いものの集客は難しい

 

しかし、私が20分ぐらい店舗を見ていたところ、モロゾフはそれなりに集客していました。実際に買ったかどうかはわかりませんが、物色しているお客さんを何人か発見。そこで、上記のような弱点を抱える駅ナカに店舗を構える理由を、考えてみました。

 

【駅ナカに店舗を構える理由】

[1]      その場で売れなくても宣伝効果が期待できるから

[2]      衝動買いを誘いやすく価格競争を回避できるから

 

1について、モロゾフは別に駅ナカ店舗で売れなくても、デパ地下やスーパーで売れればいいと考えているのかもしれません。駅ナカ店舗に期待するのは、商品を知ってもらうこと。目に入り、商品に触れてもらうことで、商品の存在を知ってもらうだけでなく、商品に興味を持ってもらう。そして、デパ地下やスーパーで買ってもらえれば、大成功。そう考えていても、不思議ではありません。家賃が高く付きますが、テレビや雑誌の広告と比較すれば、費用対効果は意外に高いのではないでしょうか。

 

2について、駅ナカ店舗のそもそものターゲットは、忙しい人。そんな時間に余裕のない人は、商品選びにあまり時間を掛けることができません。よって、ぱっと目に入って、良さそうと思えば、買うのです。中身や価格の比較さえ、煩わしいと考えているかもしれません。その結果、価格競争を回避することができます。コスパが重視されるこのご時世で、駅ナカ店舗は唯一コスパ信仰から開放される場所なのかもしれません。

 

このような理由だけからモロゾフが駅ナカに出店したかは不明ですが、少なくとも理由の一部になったのでしょう。駅ナカ店舗は少ない人数で運営できるため、意外に収益性が高いのかもしれません。そして、働く人口が増えれば忙しい人が増えることにもなるので、小売店にとって駅ナカの魅力はさらに増すように思えます。

 

☆     今日のまとめ☆

モロゾフが駅ナカに出店するのは、広告効果と価格競争回避を狙ったからではないか。

駅ナカで商品を知ってもらえれば、デパ地下やスーパーでの販売につなげることができる。

忙しい人に買ってもらえれば、比較されないので価格競争から逃れられる。

 

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☆     今日のこぼれ話☆

昨日は久しぶりと友人と飲みに行きました。

大変興味深い話を聞けて、本当によかったです。

未来のことは、前向きで気持ちまで元気になります。

誘っていただき、本当にありがとうございました。

 

☆サムシンググッド創業者 坂本桂一さんの言葉☆

「ビジネスで成功したければ、信念と執念をもって全力で取り組むのは当たり前だが、俯瞰してみれば、仕事なんて人生の一部でしかない。成功して大金持ちになったとしても、その人の人間としての価値が財布の大きさだけ膨らんだわけではないし、失敗して借金を抱えても、失ったのはカネだけであって、人生を丸ごとなくしたということではないのである。」

 

『頭の良い人が儲からない理由』より)

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