スターバックスが教えてくれる、住宅街で飲食店を開く工夫とは?
※海外のスターバックスであり、インスパイアドではありません。
前回の記事では、スターバックスの新しい業態「インスパイアド・バイ・スターバックス」を取り上げました。住宅街に出店する時のブランド・業態です。引退するシニア層が今後益々増えるので、飲食店が住宅街に進出するのは理にかなっています。そして、今後このパターンが増えると、私は予測しています。
ただ、都心部のやり方を住宅街に持ち込んで、うまくいくはずがありません。それは、利用者や利用動機が異なるからです。そこで、工夫が必要となります。では、スターバックスは、住宅街に進出するにどのような工夫をしたのか?まとめると、次のようになります。
【スターバックスが住宅街進出で行った工夫】
[メニュー]コーヒー以外にも広げる
[雰囲気]自宅にない洗練されたものを導入
メニューに関しては、種類を増やすという方法を取りました。具体的には、コーヒーだけでなく、焼きたてパンやアルコールの導入です。なぜ、メニューを増やしたかというと、それは、
住宅街の見込み客は都心部よりも少ないから
に他なりません。見込み客が少ない中で売上を増やすには、来店数を増やす必要があります。そのために、焼きたてパンやアルコールをメニューを組み込んだのだと思います。都心部よりは競争は激しくないものの、一方で見込み客は少ないので、メニューを広げるという工夫が必要なのです。
雰囲気に関しては、家飲み(コーヒーを含めて)・内食との差別化です。住宅街では、家が近くにあるので、強い外食動機がなければ、自宅で食べればいいと考えてしまいます。つまり、内食との競合が強いのです。そこで、内食と差別化するために、スターバックスはメニューだけでなく雰囲気にも注目しました。これは、利用者のブログを見てわかったのですが、インスパイアド・バイ・スターバックスの洗練された店内雰囲気がわかるかと思います。同じ雰囲気を自宅に持っている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。この雰囲気が気に入って、スターバックスを利用したいと思う人は相当数いるかと思います。
このように、住宅街で飲食店を成功させるには、メニューを広げて利用動機を増やすとともに、雰囲気を洗練させて内食と差別化する必要があるのです。さらに、今後スターバックスが導入すると予想するのは、
持ち帰りメニューの充実
物販の積極的導入
でしょうか。ディーン&デルーカのような存在になるのではないかと、予想しています。
☆今日のまとめ☆
スターバックスが住宅街進出に伴い工夫をしたのは、メニューを雰囲気。
メニューを広げることで利用動機を増やすとともに、雰囲気を洗練させることで内食と差別化しようとしている。
この背景には、住宅街は都心部よりも見込み客が少ないことがある。
マーケティング・ビジネスのヒントに関するブログも書いています
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
☆ 今日のこぼれ話☆
今日、近くのグルメシティに行ったところ、とても多くの試食をしていました。
試食販売をしている時は、積極的に試食をさせてもらうのですが、今回一番気に入ったのは、こちらの商品。
ハーゲンダッツを意識した高級アイスです。
ミルクを食べたのですが、とても濃厚でとても美味しかったです。
このアイスにチョコレートを掛けると、さらに美味しくなるでしょうね。
ちなみに、楽天市場でも売っていますが、これ買う人いるんでしょうか。量多すぎです。