食品・酒類のパッケージの役割から考えた飲食店・惣菜店の課題
By BURИBLUE
※「アメリカ経済事情」に関しては、サイト「ウォール・ストリート・ジャーナルから見た起業のヒント」にて更新しております。今後、ryotarotakao.comでの更新は行いません。
ここ2年のことでしょうか、珍しいビールやワインを飲んだ時、その瓶を保管するようになりました。「飲んだぜ」という記録という意味もあるのですが、その瓶のデザインが素敵だからという理由からでもあります。
ただ、そうすると瓶が溜まって仕方ありません。そこで、この前一部を残して、大きく処分しました。もちろん、写真を撮りましたが、それでも忍びないものです。
食品・酒類は消耗品ということもあり、飲食が終わるとそのパッケージはすぐに捨てられてしまいます。ゴミとなるからです。パッケージとしての使命が終わったということです。そこで、パッケージの使命を考えてみました。
1)売場で気づいてもらうこと
2)商品の良さ・使い方を理解してもらうこと
3)中身が劣化しにくいように保管すること
1は、マーケティングで言う「認知」に当たります。テレビCMでも打てればいいのですが、そのような商品はごく一部。ほとんどの商品は、売場で気づいてもらえなければ、購入には至りません。そのために、目立つデザインや良さそうに見えるデザインが採用されます。
2は、「認知」後の「興味」に当たるでしょう。商品を手に取ってもらった後、本当に買う価値があるのかと、消費者は吟味します。この時に、パッケージにある文章や画像を見て、買うかどうか判断します。だから、2は1以上に大きな役割と言えます。
3は、マーケティングとは関係なく、保護という物理的な役割を果たします。
飲食店(外食)で言えば、これらの役割は、
1)気づいてもらう→お店の前に設置した看板、
2)良さをわかってもらう→店頭のメニュー
3)保管する→特になし
となるでしょうか。
惣菜店(中食)で言えば、
1)気づいてもらう→POP・接客
2)良さをわかってもらう→POP・接客
3)保管する→容器
となるでしょうか。
商品パッケージは、「認知」「興味」に関わることなので、時間・お金を掛けて、慎重に決められます。同じように、飲食店では看板や店頭のメニュー、惣菜店ではPOPや接客が、慎重に決められたり行われたりしても、不思議ではありません。売上不振に悩むならば、看板・店頭のメニューやPOP・接客に問題があるのかもしれません。
☆今日のまとめ☆
商品パッケージは、マーケティングの「認知」「興味」に関わることなので、時間とお金を掛けて、慎重に決められる。
飲食店や惣菜店で同じ役割を果たす、看板・店頭メニューやPOP・接客も、同じように慎重に行われたり決められたりしても、不思議ではない。
そこに課題があるかもしれない。
☆What to EAT Yesterday☆
冷凍シーフードを入れると、簡単にシーフードクリームパスタの出来上がり。
美味しかったですよ。
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☆ 今日のこぼれ話☆
ポイントサービスの本を先日読みました。
経済的価値よりも精神的な価値を提供することで、ポイント会員のロイヤリティが高まるようです。
勉強になりました。
☆昨日の目標→その結果☆
◎ 朝6時に起きる→☓
◎ 毎日情報を発信する→◯
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓
◎腕立て・腹筋30回→◯
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯
◎部屋や家の掃除をする→☓
◎営業日誌を付ける→☓