ヨドバシカメラの調理家電売場が物語ることとは?

 黒と赤の調理家電by courtesy of Robert Scoble

 

先日、ヨドバシカメラの調理家電売場に行きました。パソコンを見るためにヨドバシカメラに寄ったのですが、時間があったのでついでに調理家電売場を覗くことに。そこで目にしたのは、思った以上に人で賑わっていた売場でした。

 

人だけでなく、メーカーから派遣されたような店員も比較的多かったように感じました。それだけ、ヨドバシ・メーカーとも調理家電販売に力を入れているということになります。

 

 家電量販店大手4社の6月の全店売上高は前年同月を8~17%上回った。4社すべてがプラスになったのは、地上デジタル放送への移行直前のテレビ特需があった2011年7月以来、1年11カ月ぶり。テレビ販売に下げ止まり感が出ており、当面はプラス基調となりそう。来春の消費増税前の駆け込み需要が押し上げ要因となる。(2013年7月15日付 日経MJ)

 

この記事からは、調理家電の売れ行きはわかりませんが、白物家電は売上を伸ばしているようです。白物家電と一緒に、調理家電も物色する人は多いでしょう。一緒に買わないまでも、調理家電に興味を持って、その後買うというパターンも多いのではないでしょうか。少なくとも、集客と店員の多さは、それだけ消費者の調理家電に対する興味の大きさを示すものです。だからこそ、油のいらないフライヤーなど、調理家電のイノベーションが進んでいるとも、捉えることができます。

 

この調理家電人気は、

 

内食機会の増加

外食機会の減少

 

をもたらしても、不思議ではありません。というのも、今の調理家電はそれなりに単価が高いので、買ったからには使わないと損という勘定が起こるからです。

 

調理家電の販売増、外食産業にとってマイナスに働くかもしれません。

 

☆今日のまとめ☆

調理家電人気は、内食機会の増加・外食機会の減少を招き、外食産業にとってはマイナスに働きかねない。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

油のいらないフライヤーは、確か二種類販売されていました。

一つはフィリッピス、もう一つは低価格品。

イノベーションの低価格化は、すごいスピードで進むのですね。

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