ファミリーマート、お弁当でブルーオーシャン戦略?
今日、近くのファミリーマートでMR(マーケットリサーチ)をしていたら、見つけました。
それは、
◎少し変わった焼きそば。(いや、パスタかもしれません。)
何が変わっているかと言えば、入っている容器。
通常、コンビニのお弁当や惣菜は、身と蓋が別々になっている容器に入っています。
一方、この焼きそばは、身と蓋が一緒の容器なのです。
ここに画像がないのが悔やまれますが、スーパーなどの揚げ物バイキングで入れるあの透明の容器。(神戸コロッケでも、コロッケを二つ買うとこの容器に入れてくれると思います。)
薄っぺらい透明のあの容器です。
なぜ、この焼きそばだけこの透明の容器に入れているのだろうか?、と考えてみたところ、
◎コスト削減のため
という理由が頭に浮かびました。
そう、コンビニやスーパーで売っているお弁当や惣菜は、今厳しい価格競争に巻き込まれています。
価格を下げるためには、原価や販管費をできるだけカットしなければなりません。
この方法として、ファミリーマートはこの薄っぺらい透明の容器を使ったのだと思います。
さらに、この容器、実は消費者にとってもメリットがある。
それは、
◎開けたらそのまま、食べることができる
と言う点。
通常の身と蓋が別々の容器の場合、蓋をどこかに置く必要があり、スペースが必要になるのです。
だから、外で食べる時なんかは、身と蓋が一緒の容器の方が便利。
このように、この薄っぺらい透明の容器は、
◎コスト削減により、価格を下げることができる(コストリーダーシップ)
◎利用者のベネフィットを増大することができる
という大きな役割を担っているのです。
これは、
◎ブルーオーシャン戦略
そのまま。
ブルーオーシャン戦略には、
◎減らす=競合と比べてある要素を思い切り減らす
◎増やす=競合と比べてある要素を思い切り増やす
◎取り除く=業界の常識としてある要素のうち、一部を取り除く
◎付け加える=業界がこれまで提供していなかった要素を付け加える
という4つのアクションがあり、このアクションによって、
◎消費者の利便性を高める
という結果を得ることができます。
意外に身近な所に、ブルーオーシャン戦略はあるものです。
これから新規参入する企業や中小企業にとっては、ブルーオーシャン戦略は大変重要であり、勉強したい戦略です。
それは、うまく行けば、業界地図を大きく塗り替えることが可能になるからです。
☆今日のまとめ☆
コンビニのお弁当の容器にも、ブルーオーシャン戦略が使われている。
ブルーオーシャン戦略には、「減らす」「増やす」「付け加える」「増やす」という4つのアクションが伴なう。
うまく使えば、業界地図を塗り替えることも可能だから、新規参入企業や中小企業は是非とも活用したいもの。
☆2/9の目標☆
1 プライベートブログの更新 ◯
2 午前6時起床 ×
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ×
4 腕立て・腹筋を各30回 ×
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明日の希望を書く。◯
7 AFPの勉強をする ◯
8 読書(書籍・雑誌)をする ×
9 毎朝、ツイッターでつぶやく ×
(今日のこぼれ話)
今日のWBSでは、ランニングブームが取り上げられていました。
このブームの背景には、節約と健康志向があるという。
節約という消費者の習性は、大きなビジネスチャンスでもあります。
☆今日の言葉☆
若さは財産。