駅ナカのセブン-イレブンby courtesy of Shibuya246

日経ビジネスオンラインにとても興味深い記事がありましたので、備忘録も兼ねてまとめておきたいと思います。その記事とは、「『時間資本主義』が変える消費者行動とビジネスチャンス」という連載もの。前回の記事を見れば、他の人が執筆されているので、複数人による零細記事です。

この中で重要になるのが、

商品価値=商品代金+時間価値

という公式。特に、商品代金が小さな生活必需品(食料品や日用雑貨など)においては、商品代金よりも時間価値がその商品価値を決定づけることになります。第一回の記事にあるように、好例がすすぎ時間が10分短縮できる洗剤。この10分短縮という時間価値が高いために、商品価値が高まり、その結果商品代金が少々高くても売れることになります。となれば、単価引き上げの簡単な方法は、時間価値をそれ以上に高めるということになるでしょうか。冷凍パスタは、時間価値が高いために、一食198円でも売れるのかもしれません。

詳しくは日経ビジネスオンラインの記事を読んでもらいたいのですが、今回の号では、時間価値を引き上げる方法が紹介されています。

【証券アナリスト・山手さんによる時間価値を引き上げる方法】

[1]移動時間の短縮→セブン&アイのオムニチャネル構想、アマゾンの無人輸送、スタートトゥデイのWEAR

[2]選択時間の短縮→ジャパネットたかた、Gunosy

[3]待機時間の短縮→セブンカフェ、ネット通販の即日配送

その共通点は時間の短縮なのですが、移動時間や待機時間の短縮は、大手企業に有利な方法です。その効果が資本の大きさに比例しやすいからです。他方、選択時間の短縮は、中小企業でも工夫次第で実行可能ではないでしょうか。簡単な例で言えば、売れ筋ランキングなど。ランキングがあれば、人気商品がひと目でわかり、商品選びが容易になります。

現状のビジネスに上記3つの方法を適応すれば、新たなニーズを掘り起こせるかもしれません。

☆今日のまとめ☆

時間価値を引き上げる3つの方法とは、「移動時間の短縮」「選択時間の短縮」「待機時間の短縮」である。

特に、「選択時間の短縮」は中小企業でも工夫次第で実行可能ではないか。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

選択時間の短縮で取り上げられていたジャパネットたかたですが、品揃えが少ないのがひとつの特徴です。

それでも、昨年に過去最高の売上を記録したということは、品揃えと売上が比例しないことを物語っています。