アイスなお酒が教えてくれる、日本酒・焼酎の可能性とは?

アイスなお酒鹿児島経済新聞さんより

 

前回、鹿児島の芋焼酎の夏季限定商品・アイスなお酒を取り上げましたが、その目新しさの最大の要素は、デザイン性の高さ。焼酎と言えば、茶色や黒いイメージが強く、少しダサく感じる人も多いのではないでしょうか。その野暮ったさこそが、本格派を醸し出す力を持つのですが、それは相当な酒好きにしか効果を発揮しません。つまり焼酎は、見た目で顧客を限定しているのです。

 

同じことは、日本酒にも言えるかもしれません。日本酒と言えば、焼酎ほど黒っぽいイメージはないですが、男っぽさ満載なデザインが主流。一部、女性をターゲットにしたようなデザインの商品もありますが、まだまだ反主流でしかありません。

 

その点、アイスなお酒は、ポップなデザインであり、これまで焼酎に見向きもしなかった層に十分アピールできる潜在力を持ちえます。こちらの酒類専門サイトにもあるように、これまで見過ごしてきた女性向けに企画されたようです。

 

このように、人口減少の続く日本ですが、デザインを変えることにより、新規顧客獲得は十分可能なのです。特に、日本酒や焼酎など男性イメージの強い商材は、女性が手に取りやすいデザインに変えることで、顧客層の拡大はそう難しくないようにも思えます。

 

アイスなお酒に関して一つ提案をするとすれば、容量は女性にとって大きな購入ハードルになる可能性は高いのではないでしょうか。720mlの焼酎は、そう簡単に飲める量ではありません。特に、女性は飲めるかどうかが心配で、購入に思いとどまる人も多いのではないでしょうか。ハーフボトルにしてコンビニにも販路を広げれば、女性獲得はさらに容易になるかもしれません。

 

楽天市場でアイスなお酒を探す

 

☆今日のまとめ☆

日本酒や焼酎など男性イメージの強い商材は、女性が手に取りやすいデザインにすることで、女性という新規顧客を獲得しやすくなる。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

容量を小型化すれば、雑貨店など酒売場以外にも売場が広がるかもしれません。

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