本日発見した仕出し業者の経営戦略とは?
今日、とある会合に参加していたのですが、その会合の後、仕出し弁当が提供されました。会合の性質上、仕出し弁当が出されることは予測されましたが、「仕出し弁当=それほどおいしくない」というイメージがある私にとっては、できれば外食かオードブル(取り分けする料理)が望ましいところ。しかし、一口食べたところ、私の考えは180度変わりました。そうなんです、出された仕出し弁当が非常に美味しい。味が濃いわけでもなく、水くさいわけでもなく、ほどよい旨みが味わえる料理のオンパレード。炊き込みご飯・お吸い物までついている、大変食べ応えのある料理だったんです。
そこで、主催者にこの感想を話したところ、この仕出し業者を選んだのはチラシを見たからというから、また驚きました。ポスティングされたチラシなのか、新聞折込されたものなのかはわかりませんが、主催者は手にしたチラシを見て、勇気を持って問い合わせたようです。教科書に出てくるような、
◎営業(=集客)戦略=チラシの投函
という構図。まぁ、たまたまチラシを手にした主催者が、たまたま会合用の料理が必要だったという偶然はあるにせよ、この営業戦略は成功したことになります。チラシの具体的な内容を聞いたわけではないのでわかりませんが、「京風料理を選んだ」と主催者が話していたので、チラシに「京風料理」というキーワードが入っていたのかもしれません。
料理後の談笑にて、主催者はアンケートに答える予定だと言っていました。アンケートに答えようと思ったのは、この仕出し業者が提供した料理やサービスの質に満足したからだと思います。ただ、アンケートに答えられるという環境を作ったのは、この業者。恐らく、アンケート結果により、料理やサービスを改善したり、さらに満足した内容のアンケート結果をお客様の声として集客に利用するかもしれません。つまり、
◎営業(=集客)戦略=アンケートの活用
が成立します。
さらに、アンケートに答えることにより、今回の主催者は今回の料理・サービスの満足度を再認識し、アンケートがない場合よりも心に留め口コミをする確率が高まるかもしれません。よって、
◎顧客戦略=アンケートの活用
が成立します。
今回の会合による仕出しには、いろいろな経営戦略が含まれていることを発見しました。日々の生活でも注意深く各種経済活動(チラシ、メニュー、商談、飛び込み営業、呼び込みなど)を観察すれば、様々な経営戦略を学べます。今回の例で、一つ提案するとすれば、
◎一度販売した顧客に、初回用割引チケットを渡してはどうか?
ということになります。これにより、顧客による紹介のハードルを下げ、集客コストを下げることができるのではないでしょうか。
☆今日のまとめ☆
チラシ・アンケートは、営業戦略・顧客戦略として活用される。
普段の何気ない経済活動にも、様々な経営戦略を見出すことができる。
☆7/24の目標 ☆
1 プライベートブログの更新 ×
2 午前7時起床 〇
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 〇
4 腕立て・腹筋を各30回 ×
5 部屋・事務所などの掃除をする ◯
6 手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。×
7 読書(書籍・雑誌)をする ×
8 毎朝、ツイッターでつぶやく ×
☆ 今日のこぼれ話☆
会合に参加するのに車で出掛けたのですが、予想以上に滞在時間が長くなってしまいました。
その結果、駐車料金が1500円ほどかかることに。
長くなることも考慮に入れて、一日800円定額の駐車場を利用する方が得策でした。
このような失敗は日々、よくあることです。
失敗から何を学ぶか、そして実際にどう行動するか?
失敗したこと自体ではなく、これができるかどうかが一番の問題です。
(今 日の言葉)
「起 業家十戒:自分の商売に、誰よりも高い目標と基準を持つ。」
(ファーストリテイリング社長柳井正著 「一 勝九敗 (新潮文庫) 」よ り)