食品等の購入者キャンペーン、応募という大きなハードル。
普段からよく買う商品(食品です)のキャンペーン締め切りが、今月末と来月末に訪れます。これまでは、このようなキャンペーンには応募しなかったのですが、最近は企業と消費者とのコミュニケーションの一つだと捉え、どのようなコミュニケーションを行っているのかを調べるためにも、できるだけ応募しています。
これまで応募しなかった一番大きな理由は、面倒だったからです。応募するには、
- 商品パッケージのロゴかバーコード、あるいは応募シールなどを切り取る(はがす)。
- 専用はがきか官製はがきに、切り取った(はがした)ものを貼り付ける。
- はがきに必要事項(住所、名前、年齢など)を書き込む。
- ポストに放り込む。
というプロセスを踏む必要があります。これが面倒なのです。これが大きなハードルとなり、当選した場合受け取る商品と当選確率を天秤にかけて、割に合わなければ応募を諦めます。
一部のメーカー(特にビールや飲料メーカー)の商品では、応募シールをめくるとシリアルナンバーが記してあり、専用サイトでその番号を記入すれば、応募が完了する場合もあります。「はがき(切手)を購入」「ポストへ投函」という手間が省けるのですが、この方法を取るメーカーはほんの一部。コストがかかるからでしょうか、大手企業しか採用していません。
小売店を経由して販売される商品(食品や日用品など)は、その製造コストを下げるために大量生産が前提となっています。だから、どのメーカーも、卸店や小売店への販売数量を最大化するために、納入価格を引き下げる企画を取引先と交渉します。業界の外の人間からみると、自分からわざわざ価格を引き下げる仕事をしているようにも、見えることでしょう。ただ、この方法は、人口が増加したり、経済が成長した時代には適しても、人口が減少し経済が成熟する時代には適しません。市場全体の販売数量(重量)が伸びないなかでこのような方法を取ると、消耗戦になるからです。
需要が伸びない場合、新しい顧客を獲得するよりもこれまで買ったことのある顧客に引き続き買い続けてもらう方が、販売数量・販売金額を確保するには一番費用対効果の高い方法になります。そのためには、購入経験のある顧客との結びつきを強める必要があり、コミュニケーションが必要になります。その一つの方法として、購入者へのキャンペーンがあるように思えます。ならば、応募のハードルをいかに引き下げるかが、顧客とのコミュニケーションを充実させ、リピート購入につなげるどうかを、決めるように思えます。
☆今日のまとめ☆
食品などの購入者キャンペーンの大きな問題は、その応募方法が面倒なことである。
このハードルをいかに引き下げるかが、企業と顧客とのコミュニケーションを充実させ、リピート購入につなげるかどうかを、決める。
☆今日のこぼれ話☆
最近、寝る時間が遅くなり、その影響のためか起きる時間も遅くなっています。
悪い傾向です。
と思いきや、もう深夜3時前。
おやすみなさい。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→☓
◎毎日情報を発信する→〇
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→〇
◎腕立て・腹筋30回→〇
※毎朝のつぶやきはやめることにしました。
その理由は、最近ほとんどツイッターを使っていないから。
毎日の記事を更新した時とネットメディア(ウォールストリートジャーナルや日経テレコンなど)の気になる記事を見つけた時に、ツイートするぐらいです。
忙しくても毎日頻繁にツイートするソフトバンクの孫さんみたいな方もおられますが、気にすると集中できないのも事実。
ツイッターは、自分の意見を公表する場として活用していきたいです。