楽天ディ・チェコケース売り、誰も損しないコスト削減の知恵が隠されている。
先日、楽天でディ・チェコのパスタを買いました。パスタは、忙しい時にすぐに調理ができるとても機動性の高い食材なので、家には常にストックしてあるのですが、その在庫が無くなりかけたので、注文しました。
ちなみに、楽天でディ・チェコを注文するのは今回が初めて。普段は、近くのリカーショップかコストコで買うのですが、次に買い物に時までには在庫が無くなることになりそうなので、ネットで注文することになりました。
到着して、驚いたことがあります。1ケース24袋入を購入したのですが、箱にはこちらのシールが貼付されていました。一方、ケースの中のパッケージには、輸入食材に通常貼られている日本語表示の一括表示がない。
このディ・チェコは、輸入商材なので、日本語表示の一括表示は必須です。ただ、今回購入した1ケースを一つの商品と見て、中の24袋を小袋と捉えれば、ケースに1枚日本語表示の一括表示シールを貼れば問題ありません。もし、小袋を分けて販売するならば、小袋ごとに24枚シールを貼る必要があります。24枚貼るシールを1枚に減らすことにより、コストを削減できます。たかがシールと思われますが、単価が300円以下の商品にとっては、そのシールのコストが重くなるのです。それは、単にシールの原価だけでなく、シールを貼る加工賃もかかるからです。
ケース売りが実現したのは、配送料が発生する通販であることと、使用頻度の高いパスタという食材の特徴のため。小売店での販売の場合には、この事例をそのまま使うことは難しいことでしょう。ただ、このコスト削減手法は、製造者・販売者・購入者とも損をしません。法律や業界の通念で行われてきたコストアップ要因を取り除き、合法的に他の方法で解決したことに、この手法の凄さがあります。このような知恵を使うことによって、原材料コストの上昇という一見業界共通の外部環境の変化を、乗り切ることができるように思えます。そして、その結果、企業の競争力に大きな差が付くのではないでしょうか。
☆今日のまとめ☆
楽天で販売されているディ・チェコのケース売りでは、外箱に日本語一括表示シールを貼付することにより、中のパッケージへの貼り付けを不要にし、コスト削減している。
これにより、製造者・販売者・購入者は誰も損をすることなく、そのコスト削減効果を享受することができる。
これは、法律や業界の通念で行われたコストアップ要因を取り除き、合法的に他の方法で解決することで、コストを下げる方法の一例である。
原材料コストの上昇をこのような知恵で乗り越えることができれば、企業は競争力を高めることができるだろう。
☆今日のこぼれ話☆
今日、初めてfacebookの書籍を読みました。
基本的な事から書かれてある本ですが、これまで見逃していた機能をいろいろ発見し、改めてfacebookの威力を発見しました。
facebookがここまで普及した大きな要因は、その使いやすさにあるように思えます。
ちなみに、私のページはこちらです。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→☓
◎毎日情報を発信する→◯
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯
◎腕立て・腹筋30回→☓