ミスタードーナツの100円セール、特売の集客力はブランド力の証。
昨日、JR住吉駅で見つけた光景は、こちら。
久しぶりに北口に出たのですが、何やら行列ができている。その先は、ミスタードーナツでした。そして、その店頭には、
「ドーナツ100円セール」
の横断幕が掲げてあります。
ミスタードーナツが100円セールするのは、特に珍しいわけではありません。たまに見かけます。特に、ミスタードーナツを食べようとは思っていない絶妙なタイミングで、この特売セールを見つけることが多い、という印象があります。
なのですが、その行列がすごい。数十メートルにも上る行列ではないですが、120円から150円ほどの商品を100円にするだけで、行列ができるというのはすごいことなのです。スーパーでの特売を考えてみれば、よくわかります。通常150円ほどの売られている商品が、100均セールになる企画はよくあります。しかし、それで行列ができるというのはほとんどありません。
しかも、せいぜい50円ほどの割引だから、それほどお得というわけではありません。率にすれば大きな割引ですが、なにせ単価の低い商品なので、金額で表したお得度はそれほど高くない。それでも、行列が起こったということは、すごいことなのです。
行列を起こす大きな要因は、ミスタードーナツの持つブランド力でしょう。品質(おいしさ)の高さもさることながら、そのネーミング・販促方法など、商品を介してミスタードーナツが提供するイメージや文化が、消費者にとっては価値が高いからこそ、50円ほどの割引が大きな集客を生み出すものと思います。
これが、ブランド力のそれほど高くないドーナツが、100円で売られていても大きな魅力がありません。行列ができることも、まずないでしょう。
ミスタードーナツの親会社であるダスキンの決算が3月なので、売上を稼ぐためにこの週末に100円セールを行っているのでしょう。しかし、値段を少し下げて売上を上げることができるのは、ブランド力が高いからこそできる技。安売りは消耗戦につながり、とかく批判されることが多いですが、価格を下げて集客を劇的に上げることのできる企業は、それほど多くはありません。
☆今日のまとめ☆
ミスタードーナツの100円セールは、行列ができるほどの大盛況。
価格を下げて集客を劇的に上げることができるのは、そのブランド力の賜物である。
☆今日のこぼれ話☆
昨日は、高校時代の友人と久しぶりに飲みに行きました。
利害なしで、言いたいことが言って美味しいお酒が飲めることは、とても幸せ。
みんな、ありがとう!
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→☓
◎毎日情報を発信する→◯
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→〇
◎腕立て・腹筋30回→〇