【480号】ソーシャルメディアは、リアルな交流の代替にはならず。
(from Flickr)
◎本日のニュース
1)見出し
Social Networks Can’t Replace Socializing
【出典】
http://goo.gl/226GH
2)要約
技術革新により、人との交流がより容易になった。
最初は電話、そしてファックス、メールと続き、
ネットバブル期には今後都市は廃れると予言されていた。
しかし、実際はその逆のことが起こっている。
例えば、メールの発明以来、出張が増加しており、
学者による共同論文では、近くにいる学者同士の論文の方が
その出来は良いという統計もある。
だからといって、ウェブ上の交流は否定されるものではない。
決して、リアルでの付き合いの代わりにはなれないが、
補助するものであり、リアルで交流する効果をより高めてくれる。
◎キーセンテンスとその翻訳
3)キーとなる英文
Instead of being a substitute for old-fashioned socializing,
this network will focus on becoming a better supplement,
amplifying the advantages of talking in person.
4)キーとなる英文の和訳
昔ながらの交流に取って代わるのではなく、
このネットワークは、じかに話すよりよい補助になり、
その利点をより大きくするのに、ピンポイントで力を
発揮してくれるだろう。
5)気になる単語・表現
substitute 名詞 代用品;代理人
supplement 名詞 補足;増刊号
amplify 他動詞 ~を拡大する:~を詳述する
in person 副詞 実物の;自分で
◎記事から読み取った今日のヒント
6)ビジネスのヒント
記事冒頭では、グーグルのソーシャルネットワーク・
グーグルプラス(Google+)が紹介されている。
サービス開始後1ヶ月ほどしか経たないにもかかわらず、
2000万人以上のユーザーを獲得するなど、
大成功を収めている。現状では、
ソーシャルネットワーク最大手・フェースブックの対抗馬。
グーグルプラスの特徴は、リアルの人間関係に似た
交流ができる点である。
具体的には、友人をグループ分けでき、
グループ別に情報発信ができる。
会社の上司に、友人に話すようなくだらないことを伝えずに済み、
ユーザーとしてはとても利便性が高いと言えるだろう。
グーグルプラスの登場によって、
ソーシャルネットワーク上での交流がより盛んになるだろう。
だからといって、リアルでの交流が無くなることにはならない。
筆者は、ソーシャルネットワークは、リアルでの交流を補助し、
その効果をより高めてくれるツールとして捉えている。
これは、ネットが普及すればするほど、
リアルの価値がより高くなることを示す。
ネットで無料ライブ中継を見られるにもかかわらず、
セミナーや講演会に多くの人が足を運ぶ。
メールを使えば無料で連絡が取れるにもかかわらず、
わざわざ50円出してハガキを送る。
リアルで人の話を聞けば、講演者の熱意を感じることができるし、
手書きのハガキを送れば、
このような効果は、ネットが普及すればするほど、
より高まる。
手間がかからないからである。この少しの手間の効果が、
ホームページで情報を発信すれば、
低コストで情報を見込み客や顧客に伝えることができる。
ツイッターやフェースブックを使えば、
それにリアルタイムという価値が付加される。
ただ、これらのデジタル情報は、端末の電源を入れ、
検索を・クリックしなければ、伝えることができない。
一方、POPやチラシなどのアナログ情報は、
人の目に入りさえすれば伝えることができる。
内容を読んでくれるかどうかは別だが、
少なくとも情報の存在を伝えることは可能だろう。
見せたい人に、電源オン・検索・クリックという動作を
要求することもない。電話対応や接客などのサービスも同じ。
話さえすれば、そのニュアンスも含めて伝えることができる。
臨機応変な対応をすれば、顧客満足をより高めることも可能だ。
記事にある
ソーシャルメディアは実際の交流を補助し、
その効果をより高めることができる
という考えは、リアルでの情報発信にも当てはまるだろう。
つまり、
ネット上での情報発信は、
その効果を高めることができる。
ソーシャルメディアのビジネス利用が増えるにつれて、
逆にリアルでの顧客とのつながりの重要性が増すように思える。
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《今回のヒントのまとめ》
1)電話から始まり、ファックス・メールなど、
技術革新によって人との交流がより容易になった。
今では、ソーシャルネットワークによって、
交流がより盛んになっているが、
2)ソーシャルネットワークは、
その効果を高めるものである。
3)同じことは、企業によるネット上での情報発信にも言える。
ネットを使った情報発信は低コストで行える反面、
見る人は電源を入れ検索しクリックしなければならない。
4)一方、POPやチラシなどのリアルでの情報発信は、
目に入りさえすれば情報を伝えることができる。
同じことは、電話対応や接客などのサービスにも言え、
話しさえできればニュアンスまで伝え、
臨機応変な対応もできる。
5)ネット上の情報発信は、リアルでの情報発信を補助し、
その効果を高めるのに役立つと言えるだろう。
ソーシャルメディアのビジネス利用が増えれば増えるほど、
リアルでの顧客とのつながりは、その重要性を増すように思える。
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6)おすすめ商品・サービス
◎Winecarte 簡単ワインの選び方
一番新しい記事は、
マプ シャルドネ2010(Mapu Chardonnay 2010)
http://goo.gl/E30aW
です。
最近、ワインを勉強しています。
それをアウトプットする意味でも、
ワインのサイトを始めました。
焦らず少しずつ作成する予定です。
http://wine.ryotarotakao.com/
編集後記
こんばんは、高尾です。
グーグルプラス、実はまだ使ったことがありません。
まだ本格サービスが始まっておらず、紹介制になっています。
誰か、私を紹介していただけないでしょうか。
お願いします。
高尾亮太朗のfacebook⇒ http://www.facebook.com
(アカウントは、ryotarotakaoです。)
高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/
高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com
今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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私もごく少ない部数の時に、
いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、
今回は私が恩返しします!
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今日の反省などについては、このブログを
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できればコメントお願いします。
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