ETVに進化した教育テレビのビジネスモデルと消費の流れ

ETV(旧教育テレビ)

(from Flickr

 ※こちらは8/11日に執筆しております。

昨日、ご飯を食べている時にふとテレビを見ると、チャンネルがETVでした。ETVとは昔の教育テレビ。普段あまり見ないチャンネルなのですが、いつのまにやらアルファベットのNowい名前に変わっていました。

 

やっていたのは、ピアノ教室。どう見てもピアノとは縁の遠そうな女性お笑い芸人が、ピアノの先生に習っている様子が流されていました。そして、番組の最後には「戦場のメリークリスマス」の数フレーズを、なんとか自分一人で弾いている。なんとなく見ていたのですが、思わず来週もこの番組を見たくなりました。

 

料理教室から英語教室、そしてピアノ教室。ETVは、どうやら衛生版習い事教室になったようです。昔で言う代々木ゼミナールのサテライトクラスでしょうか。(今もあるのかな)習い事教室をテレビで無料受講できる。多くの消費者なら、お得に感じるはずです。

 

ただ、見ているだけでは、身につくのは難しいでしょう。テキストがあった方が、よりテレビでの講習内容が理解できるし、予習・復習により理解が深まります。そのテキストは、NHK出版から発売されているのですが、意外に高い。昨日のピアノ教室のテキストは、1150円。英会話のテキストは1000円します。(ちなみに、みなさんおなじみのラジオ基礎英語は380円です。)しかし、民間の習い事教室に通ったり、通信教育を受けるのに比べると、安いと思います。「スキルを身につけたいけど、長続きするかわからないので大きな初期投資は避けたい」という消費者には、受け入れられる価格です。

 

テレビ版習い事教室に進化したETV。この収益源も、

 

受信料のみ→受信料+テキスト代

 

へと進化しています。これまでも、語学や料理などテキスト収入があったと思いますが、より視聴者ニーズに合わせた内容(今回取り上げたピアノ教室など)を提供することで、テキスト収入がより大きなものになるように思えます。

 

これがさらに進化すると、

ETV公開講座

とか、

ETVと連動◯◯教室

など、ETVブランドの付いたリアルの習い物教室が生まれるかもしれません。そうなると、NHKの収益がさらに上がるので、もしかしたら受信料が軽減されるということが起こるのでしょうか。ならば、国民の利益拡大につながるのですが…

 

このように、ETVがそのビジネスモデルを進化させているのですが既存の習い事教室には、今後驚異になるのでしょうか。とにかく、モノが有り余る時代には、自己投資(スキルを付けて給料アップ)や自己実現(やりたかったピアノを習いたい)に消費が向かうことを再認識しました。

 

☆  今日のまとめ☆

ETVは、テレビ版習い事教室に進化。

ビジネスモデルも、その収益源を受信料のみから受信料プラステキスト代に拡大。

さらに進化すれば、ETVブランドのリアル講座が生まれるかもしれない。

成熟経済では、自己投資・自己実現に消費が向かう。

 

 

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☆ 今日のこぼれ話☆

関電さんには悪いですが、午後にはエアコンを利用させていただいております。

お昼ご飯後の暑さは異常。

気温が高いのもありますが、食べたものが体内で燃焼されているのでしょうか。

もう耐えられない。

そして、冷房のパラダイスへ。

ちなみに、午前中は首の周りに保冷剤を巻いて耐えています。

いつまでこの暑さ続くのだろう。

熱中症にはくれぐれもお気をつけて。

それでは。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓

 

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