FC&起業・独立フェア大阪、学習塾のターゲットと家族環境の変化。
昨日は、大阪・OMMで行われたFCフランチャイズ&起業・独立フェアに参加しました。特に、FCを始めようと考えているのではないですが、フランチャイズ本部の話は、新しい商材や市場の内情を知るいい機会です。新しいビジネスチャンスに巡り合えるかもしれません。(ただ、普段からアンテナを立てて生活してれば、チャンスはそこらじゅうに転がっているようです。)
今回じっくり話を聞いたのは、
◯15分1000円の床屋
◯個別学習塾
◯高齢者向け配食サービス
◯中古自転車販売
です。この中で特に勉強になったのが、個別学習塾。
学習塾と言えば、直感的に
学習塾=進学塾
と考えてしまいます。これは、普段目にするチラシのせいでしょう。学習塾のチラシに必ず掲載されているのが、
合格者の学校名と人数
です。これにより、学習塾のクオリティの高さを伝えようとしています。例えば、
灘高合格者50名→先生の質が良い
という感じです。(もちろん、もともと生徒の質が良かったことも否定できませんが。)
ただ、フランチャイズ本部の話によると、学習塾は進学希望者以外もターゲットにしているようです。そのターゲットとは、
学校の学習について行けない生徒
です。話によると、
◯ゆとり教育の影響で、教え方がトンチンカンな先生がいる。
◯勉強を放棄する生徒のために、授業が自習になることが多い。
などの影響で、学校で学ぶことが理解できない生徒が相当多いようです。これらの生徒もいずれ、
卒業→高校進学→大学進学
というハードルを越えなければなりません。そのためには、勉強をして学校で規定された学習内容を理解する必要があります。その補佐を学習塾が行うのです。
思えば、私の小学校時代、塾に通っているのは受験する子供だけでした。もちろん、学校の学習について行けない子供も一部いたと思いますが、先生による特別な指導や分かる子が分からない子に教えることがあったかと思います。それでもわからなければ、両親が教えたり、親戚の叔父叔母が教えたりしたことでしょう。その役割を今、学習塾が担っていることになります。つまり、
【学校の授業で理解できなかったことを理解する方法】
(昔) (今)
先生・友達・両親・親戚に教えてもらう→学習塾で学ぶ
という変化が起こっています。その背景には、
◯両親が忙しくて、教える暇がない。
◯そもそも両親さえ理解できない。
◯親戚と疎遠になっている。
という家族環境の変化があるのではないでしょうか。
家族環境の変化は、これまで家族が担っていた役割を外部に委託することを促します。そして、この委託を受けるのが、これまでに無かった新たな商品(そのほとんどがサービス)。つまり、家族環境の変化にビジネスチャンスが隠れていることになります。
☆ 今日のまとめ☆
進学が目的でない学習塾は、学校の学習について行けない生徒をターゲットにする。
昔もこのような生徒がいたが、先生や友達・両親・親戚が、勉強をサポートしていた。
家族環境の変化により、これまで家族が担っていた役割が、外部の学習塾に委託されるようになったと考えられる。
家族環境の変化に、ビジネスチャンスが隠れていると言えるだろう。
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☆ 今日のこぼれ話☆
そろそろGWが始まるというのに、未だに花粉症で苦しんでいます。
だいぶマシになりましたが、コンタクトはまだ無理ですね。
メガネで過ごしていると、何だか視力が悪くなったような気がします。
目が相当悪いので、薄型レンズが必要になり、その段階で安いメガネが選択肢からはずれることは、とても悲しいです。
薄型レンズ、できればガラスレンズで、比較的コストの低いメガネ屋さんありますか?
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→◯
◎毎日情報を発信する→◯
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯
◎腕立て・腹筋30回→◯
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯
◎部屋や家の掃除をする→☓
◎営業日誌を付ける→☓