デパ地下のジュースバーが人気の理由とは?
By hepp
先日、そごう神戸店のデパ地下に行った時、ジュースバーに近くを通りました。阪神梅田店のデパ地下にもジュースバーがあり、大丸神戸店にも多分あったかと思います。なので、デパ地下には、常識のお店なのかもしれません。新鮮な果物を目の前のミキサーに入れて作ってくれる、フレッシュジュースバーです。
そごうのデパ地下は、大丸神戸店や阪神梅田店と比べると、それほど混んでいません。百貨店自体がこじんまりしているからでしょうか。集客力に乏しいという印象があります。そんなそごうですが、ジュースバーには少しばかり行列ができていました。隣の期間限定のお店に比べれば、集客には十分成功しているようです。
阪神梅田店や大丸神戸店でも、ジュースバーはそれなりの人気。そこで、デパ地下のジュースバーが人気の理由を考えてみました。
1)自宅で作るのが面倒だから。
2)その場で飲めるから。
1については、特にデパ地下に限った話ではありません。果物からジュースを作るには、
ミキサーを出す
果物を適当な大きさに切る(種があれば取り除く)
ミキサーを回す
グラスに注ぐ
グラスとミキサーを洗う
ミキサーを片付ける
というプロセスをたどります。プロセス数だけでも多いのですが、特に面倒なのが、ミキサーを洗うという後片付けの作業。ミキサーはグラスほど単純な作りではないため、汚れを落とすのはそれほど容易ではありません。さらに、ミキサーをいちいち出してくるというのも、負担に感じる人が多いのではないでしょうか。多くのプロセス、面倒さなどが嫌なために、お店で飲む人が多いのかと思います。
2について、デパ地下では食料品や総菜が多数販売されているものの、食べるスペースはそれほど多くありません。カウンターだけの小さなお店しかないデパ地下がほとんどではないでしょうか。(ちなみに、阪神梅田店のデパ地下には、イカ焼きを食べることができる立ち喰いのフードコートがあります。)一方、デパ地下では、ついついいろいろなお店を見て回るため、疲れてしまいます。喉が乾くことも多いのではないでしょうか。そこで、フレッシュフルーツジュースを飲めば、疲れを癒し、喉の渇きも潤してくれることでしょう。つまり、デパ地下では、フレッシュフルーツジュースの需要がもともと高いのです。人気が高いのは、当然ですね。
このようにデパ地下では人気の高いジュースバーですが、デパ地下以外ではそれほどお目にかかれません。「ジュース」という切り口では、訴求力が弱いのでしょうか。それとも、立ち飲み・テイクアウトが受け入れられない原因なのでしょうか。もしかしたら、コンビニやカフェと競合し、利便性やコスパで負けているのかもしれません。
☆今日のまとめ☆
デパ地下でジュースバーが人気な理由として、2つ考えられる。
一つ目は、自宅で作るのが面倒だから。特に、ミキサーを出す手間と洗う手間を嫌がる人が多いだろう。
もう一つは、デパ地下での買い物で生じた疲れや喉の渇きを和らげてくれるから。
デパ地下以外でジュースバーをあまり目にしないので、デパ地下特有の売れる理由があるのだろう。
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☆今日のこぼれ話☆
スニーカーが破れてた(しかも昨年の11月に)ので、新しいのを探しています。
ニューバランスが好きなので、楽天で探したところ、その価格の低さにびっくり。
グレードの問題もあるんでしょうが、それでもこんな価格であるとは。
改めて、1990年代後半と比べて物価が下がっていることを実感しました。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→◯
◎毎日情報を発信する→◯
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓
◎腕立て・腹筋30回→◯
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯
◎部屋や家の掃除をする→☓
◎営業日誌を付ける→☓