iPadミニ、食関連業界への影響を考えてみた。
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先日、iPadミニが発表されました。発表前から予想されていたことであるためか、スペックがさほど高くないためか、あまり人気がないように感じます。7インチのギャラクシータブを日常愛用している私としては、待ちに待った規格。(買うかどうかは別ですが)今回は、iPadミニが及ぼす食関連業界への影響について考えてみました。
iPadミニの発表を受けて思い出したのが、こちらの事例です。いつか忘れましたが、日経新聞(もしくは産業・MJ)に掲載されていました。サイゼリアが、注文を受ける際に用いるハンディターミナルを、iPod touchに切り替えるという事例です。実験段階で使い勝手が良かったので、全店舗での採用を決めたという記事だったかと思います。(後日、ネットで調べて掲載しますね。)
サイゼリヤは米アップルの携帯プレーヤー「iPod(アイポッド)タッチ」を使った料理の注文端末を11月から導入する。来年2月をメドに国内1千店弱に 4台ずつ配備する。大手外食チェーンでは珍しい取り組み。端末の保守費用などの経費を年間2億~3億円節減できるという。(10月9日日本経済新聞より)
サイゼリアがハンディターミナルにiPod touchを採用したのは、そのコストの低さ。iPod touchの価格は、1台1万5千円ほど。一方、ハンディターミナルは5万円ほど掛かるといいます。1店舗あたりの従業員が少ないサイゼリアと言えども店舗数を考えると、ハンディターミナルの導入台数は凄まじい数に及ぶに違いありません。そのコストが3分の1以下になれば、キャッシュ・フローは大きく改善するかと思います。
ただ、iPod touchにも問題点があります。それは
サイズの大きさ
です。ハンディターミナルも手のひらサイズですが、iPod touchはそれよりも小さい。それゆえ、注文メニューの打ち込みがしにくくなるのではないでしょうか。サイゼリアがiPod touchの導入を決めたのは、
iPadでは大きすぎるから
iPhoneでは通信機能が不要だから
でしょう。ならば、
iPadとiPhone(iPod touch)の中間サイズ
片手で持てるサイズ
通信機能のないタイプがある
という特徴を持つiPadミニは、サイゼリアのニーズに合致すると思います。
iPod touch用に作ったハンディターミナル用のアプリは、iPadミニ用にも容易に移行できることでしょう。サイゼリアの全店で、iPod touchまたはiPadミニの利用が行われるようになれば、iPod touchまたはiPadミニがハンディターミナルの代替品になるという証明になります。
iPod touchでは小さすぎるとして、導入に二の足を踏んでいた外食チェーンは多いかもしれません。それらのチェーンが、iPadミニをハンディターミナルの代替品として使うようになれば、飲食店でiPadミニを利用することが普通になるかもしれません。
☆今日のまとめ☆
iPadミニは、iPod touchとは違い程よい大きさなので、飲食店のハンディターミナルの代替品になりえるのではないか。
☆What to EAT Yesterday☆
明日は、六甲アイランドで収穫祭が行われます。
行くかどうかは未定。
これは食べたい、と思う料理が無いんですよね。
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☆ 今日のこぼれ話☆
金子哲雄さんの本を読んだのですが、その本が出版されたのは今年の9月後半。
闘病中も執筆されていたようです。
すごいなぁ。
ご冥福をお祈りいたします。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→☓
◎毎日情報を発信する→○
◎毎日仕事以外の人に話し掛ける→☓
◎腕立て・腹筋30回→○
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→☓
◎部屋や家の掃除をする→☓
◎営業日誌を付ける→☓
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