【353号】女性企業の規模が男性企業よりも小さな理由とは?
◎本日のニュース
1)見出し
Why Are Women-Owned Firms Smaller Than Men-Owned Ones?
2)要約
女性がオーナーの企業は、男性オーナーの企業よりも、
起業件数が二倍であり、また従業員数や売上金額の
成長率が全企業平均よりも高く推移している。
一方で、会社の規模でいうと男性所有の企業よりも小さい。
この理由は、
1)起業する際、事業の成長よりも自己実現や家族
との調和を求めるから。
2)資金調達を難しいと考え、市場の成長率よりも
参入コストの低さを重視して業種を選ぶから。
3)成長余地の大きな対法人・対政府市場では
通用しないと過小評価するから。
4)業界団体やベンチャーキャピタルなどとの
人脈が小さいから。
と考えられる。
女性企業が成長を目指すようにするためには、
女性が経営相談しやすい環境を整えるとともに、
事業成長を目指すよう女性事業家の心構えを変える必要がある。
3)キーとなる英文
But I’ve talked to enough of them, and studied enough of
the research, to know that these problems are pervasive,
and they are having a big impact-on both individual
entrepreneurs and in turn on the health of the overall economy.
4)キーとなる英文の和訳
しかし、彼らと充分に話し、調査結果を充分調べたところ、
これらの問題は大きく広がり、その結果、個々の起業家とともに
経済全体の健全性にも大きな影響を与えていることがわかった。
5)気になる単語・表現
pervasive 形容詞 (やたらに)広がる、普及力のある
in turn 副詞 今度は、同様に、
*bothはonの後にあるので、
6)今日のヒント
これまでいろんな起業セミナーに参加し、
また公的機関が発行する創業事例を見てきたが、
概して女性の起業分野は、身近なものが多い。
例えば、好きが講じてアロマショップを始めたり、
カフェでの仕事経験からカフェを開店したなどである。
だから、今回の女性企業の規模が男性企業よりも
小さい理由は、日本にも当てはまるだろう。
ただ、事業規模だけを追い求めることには、
違和感を覚える。
そもそも、起業とは、自分の思いやアイデアを
ビジネスにすることだから、規模にこだわらず
楽しく仕事をしたいならば、小規模のままがいい。
その方がストレスを感じないし、
仕事をいつまでも好きでいられる。
起業セミナーで、自己実現ばかり強調して、
事業を成長させる面白みや社会的意義を伝えないのは問題だが、
成長しやすい市場もあれば成長が難しい市場もあるので、
「成長しなければならない」という意識を強制するのはおかしい。
成長を目指す男性事業家との交流があれば、
女性事業家の考えも多様になるだろう。
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《今回のヒントのまとめ》
▼一般的に、女性企業は男性企業よりも規模が小さい。
▼この理由は、
1)起業する際、事業の成長よりも自己実現や
家族との調和を求めるから。
2)資金調達を難しいと考え、市場の成長率より
も参入コストの低さを重視して業種を選ぶから。
3)成長余地の大きな対法人・対政府市場では
通用しないと過小評価するから。
4)業界団体やベンチャーキャピタルなどとの
人脈が小さいから。
と考えられる。
▼ただし、事業規模だけを追求することは、
思いやアイデアをビジネスにするという起業の
そもそもの考えとは合致しないだろう。
▼成長を目指す男性事業家との交流などによって、
事業への考えが多様であることを女性事業家が知る
ことこそが重要ではないか。
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編集後記
こんばんは、高尾です。
今日は、神戸で起業個別相談を受ける予定です。
今考えている事業について、コンサルタントに相談したり、
指摘を受けるのですが、なかなか人の意見を聞ける
機会がないので、大変楽しみです。
どうやって最初の一歩を踏み出すか。
この部分を中心に質問しようと思います。
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今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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