年金型保険の二重課税問題は、ひとつのビジネスチャンス?
先週末の日経新聞の特集欄にて、年金型保険の相続の際に発生する二重課税問題が説明されていました。この場で詳しく説明はしませんが、簡単に言うと、
◎相続税と所得税がダブルで課税されていたので、重複した分が戻ってくる
ということになります。
この問題を裁いた判決をラジオで聞いた時には、特に何も思わなかったのですが、今回の日経の記事をふと読んでいると、この問題は、
◎FPにとって、ビジネスチャンスになりうる
ではないかと、考えるようになりました。
というのは、この問題において政府から還付を受けるには、二重課税された事実を証明し、それ相応の手続きが必要になるからです。つまり、一般人にとっては煩わしい手続きを経ないと還付されないので、対価を支払って専門家に代行してもらってでも、還付してもらいたいというニーズが発生すると考えられるのです。過払い金の還付とまさに同じです。この手の手続きは、専門家にとってはそれほど難しくありません。しかも、同じ手続きを大量に抱えるほど、一つの手続きコストは下がります。(規模の経済っていうやつです。)証明さえできれば、さかのぼれる年月に限度はないので、意外に大きなビジネスになるかもしれません。
このように、法令が変われば、ビジネスチャンスが生まれます。法令の変更は、外部環境の変化の一つ。さらに言えば、じっくり考えてみるとおかしいと思えることが、常識としてまかり通っているならば、その常識を疑ってみる価値があるかもしれません。この裁判を起こした人も、おかしいと思ったから裁判所に駆け込んだのでしょう。矛盾は、身近な場所に潜んでいるかもしれません。そして、そこに大きく化けるビジネスチャンスが存在するかもしれないのです。
☆今日のまとめ☆
年金型保険の二重課税問題は、還付される金額よりも代行料金が低ければ、代行ニーズが存在するであろう。これは、FPにとってのビジネスチャンスである。
外部環境の変化はビジネスチャンスを生み出す。
さらに、不思議に思える身近なものを調べてみると、大きく化けるビジネスチャンスに様変わりするかもしれない。
☆7/18の目標 ☆
1 プライベートブログの更新 ×
2 午前7時起床 ×
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 〇
4 腕立て・腹筋を各30回 ◯
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。×
7 読書(書籍・雑誌)をする 〇
8 毎朝、ツイッターでつぶやく ×
☆ 今日のこぼれ話☆
今日は久しぶりにアイロンがけをしました。
シワを伸ばすして生地がまっすぐになると、とても気持ちいいです。
着た時は、さらに気持ちいいことでしょう。
雑巾がけと同じで、何かにぶつかった時、気持ちをやわらげるためにはいいかもしれません。