米スーパー・ブルームのPAT、商品選択が大きく変える威力を持っている?

アメリカの小型スーパーのブルームでは、買い物カートにPAT(Personal Assistant Technology)と呼ばれるターミナルが付いているという。このターミナルは、タッチスクリーンの液晶タッチパネル。電子チラシ・レシピ・商品の位置検索・買い物リストの作成・ワイン情報などが、PATにより提供される。スーパーで困ることの一つに、「商品がどこにあるかわからない」ことがある。カテゴリーの棚がどこにあるかをまず探し、それでもなければ関連するカテゴリーを探すのだが、結局取り扱いがなく無駄足を踏むことも多々ある。店員に聞けばいいかもしれないが、そういう時に限って近くにいない。PATがあれば、商品探しの面倒くささから開放されることになる。

私がPATに注目したのは、商品検索とともに、商品特徴や消費者による評価なども一緒に掲載できると考えたからだ。商品特徴は、商品パッケージを見ればわかるのだが、概して同じような説明が掲載された商品が多い。だから、消費者は無駄に迷うことになる。(そして、安心できる大手メーカー品か馴染みのブランド商品を購入することになる。)PATに、メーカーによる商品説明、そして同じ立場の消費者の評価があれば、商品の選択結果が大きく変わることになるだろう。特に、口コミの影響は大きい。検索した商品のページに、スーパーが売りたい商品へのリンクがあってもいいだろう。

買い物リストの他に、ウィッシュリストが登録できれば、消費者としての利便性が高まる。気になる商品でも、心底欲しい商品以外はついつい忘れてしまう。この機能があれば、次の来店時に忘れずに購入できるので、ありがたい。しかも、スーパーはこの登録内容を活用して、プロモーションを打つこともできる。例えば、ウィッシュリストに載せた消費者のみの特売など。

このように、コモディティ化が進む食品でも、ITを使えば買い物が楽しくなる。しかも、消費者の商品選択が大きく変わり、埋もれた商品に日が当たることになるだろう。

☆今日のまとめ☆

米スーパーのブルームのように、ITを活用すれば食品の購入も楽しいものとなる。

さらに、ITによって商品と消費者の距離が短くなれば、選ばれる商品も大きく変わり、食生活がより充実したものになるだろう。

☆8/3の目標 ☆

1  プライベートブログの更新 ◯

2  午前7時起床 〇(明日より6時起きを目指します。)

3  毎朝、鏡の前で笑顔の練習 〇

4  腕立て・腹筋を各30回 ◯

5  部屋・事務所などの掃除をする ×

6  手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。◯

7  読書(書籍・雑誌)をする ◯

8  毎朝、ツイッターでつぶやく ×

☆今日のこぼれ話☆

新事業の提供サービスがほぼ固まりました。

ただ、今はまだ漠然とした内容なので、具体的なカタチにまで落とし込まなければなりません。

つまり、商品開発をするということ。

自分にないスキルはどこで調達するかが、一番の問題ですね。

さて、出来るまでやるぞ。(「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」は日本電産・永守社長の言葉です。)

(今 日の言葉)

「経営者十戒:経営者は誰よりも熱心に、自分の仕事をせよ。」
(ファーストリテイリング社長柳井正著 「一 勝九敗 (新潮文庫) 」よ り)

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