【404号】ボックス圏相場にあるアメリカ株式、そのヘッジ方法から読めることとは?
◎本日のニュース
1)見出し
How to Play a Market Rally
2)要約
FRBによる金融緩和によって、
株価を見ると11/5の高値から2.2%下落しており、
今後ボックス圏相場に陥るとの見方もある。
ただ、ボックス圏相場と言っても、
いつが高値でいつが底値かは見極めづらく、
リスクヘッジが必要になる。
個人投資家ができるリスクヘッジ方法としては、
次の4つが勧められる。
それは、IT企業の大型株への投資、配当の高い株式への投資、
戦略的分散ファンドへの投資、変動金利ファンドへの投資である。
3)キーとなる英文
Forget “buy and hold.” It is time to time the stock market.
4)キーとなる英文の和訳
「買ったまま持っておけ」という格言を忘れるべきである。
今の株式市場は、まさにタイミングが命である。
5)気になる単語・表現
time 他動詞 (人が持続時間・速度)を計る、(ボールなど)をタイミングよく打つ
6)今日のヒント
今回は久しぶりに、個人投資家のための投資関連記事。
ボックス圏相場に注目されるのは、
現在のS&P500種平均が1998年12月24日のS&P平均とほぼ同じだから。
つまり、当時、S&P500種平均に連動する投資信託を購入したとしても、
株価上昇益はほとんど得られていないことになる。
ゆえに、バイ&ホールド(株式は買ってそのまま持ち続ける)手法を取るな、
と警告している。
ボックス圏の高値と底値がいつなのかがわからないのもうなずける。
(分かれば、誰も損をせず、理論的にボックス圏には成り得ない。)
ただ、そのリスクヘッジ方法を見ると、
これからの株式相場にあまり旨みがないのかがよくわかる。
IT企業への投資以外は、どれも株式投資には後ろ向きな投資先。
高配当企業への投資は、株価上昇よりも配当という比較的安定な収益に
注目しているにすぎない。
記事では、「高配当企業の株式は、市場全体の上昇時にも大きく上昇する」
と述べられている。しかしこれは、裏返せば、
配当よりも再投資を行う企業の成長が見込めないことを意味する。
戦術的分散ファンドや変動金利ファンドは、株価の調整や金利上昇時を見込んだ投資先。
考えて見れば、ボックス圏相場を予見すること自体、
株式相場の停滞を意味するとも言える。
また、リスクヘッジ方法として勧めるIT企業への投資は、
IBM・マイクロソフト・アップル・インテルなどの巨大グローバル企業への投資であり、
アメリカ国内よりも新興国での収益拡大を期待したとも読める。
クリスマス商戦では、ウォールマートやベストバイなどによる
値引き合戦が活発化しているらしい。
アメリカ経済を支えた個人消費は、今後も停滞が続くと考えた方が良さそうだ。
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《今回のヒントのまとめ》
▼FRBにより金融緩和が行われたが、
アメリカ株式市場はボックス圏の様相である。
▼そのリスクヘッジ方法として、
IT巨大企業への投資、高配当企業への投資、
戦術的分散ファンドへの投資、変動金利ファンドへの投資が
勧められている。
▼IT企業への投資以外は、
どれも株式市場へ期待できないことの裏返しであり、
IT企業も巨大グローバル企業であることを考えれば、
アメリカ国内よりも新興国での収益を期待しての投資であろう。
▼ボックス圏ということ自体が、
株価上昇を見込んでいないことを証明しており、
アメリカ経済を支える個人消費が依然停滞し、
今後もその停滞が続くと考えられる。
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編集後記
こんばんは、高尾です。
風邪が長引いています。
生活に大きな影響はないのですが、
咳がたまに出て、喉も痛い。
今年の風邪は、タチが悪いのでしょうか。
そんなツイートも、ちらほら目にします。
みなさんも、風邪にはご注意を。
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