アナログなチラシも大きな差別化。
今日、阪神御影駅前でもらったチラシがこちら。
黒一色刷りに蛍光マーカーを引いたとてもアナログなチラシです。街を歩いていると、飲食店のチラシを配っている店員さんによく遭遇するのですが、その配っているチラシのほとんどはフルカラー。しかも、お店にプリンターで刷ったものはほとんどなく、プロの印刷屋さんに頼んだものがほとんどです。じっくり見ると大変読みやすく、写真も入ってお店の感じがつかめるのですが、パッと見るとどれも同じ。だから、ほとんどもらわずにその店員さんの前を過ぎるか、もらってもパッと見てそのまま捨てることがほとんどです。(ただし、職業柄、面白い仕掛けのあるチラシは保管しています。)
その点、今回の一色刷り(正確には蛍光マーカーが引いてあるので二色ですが)アナログチラシは、目を引くものがあります。だからでしょうか、このチラシを手に取る人が多いように感じました。(チラシを熱心に配る店員さんの姿勢も、配付率に大きな影響を及ぼしたと思います。)このチラシに書かれてあるお店への地図は手書きだったので、お店の手作り(プリンターは使ってますが)であることは間違いないでしょう。このように、コストをかけずにチラシを差別化することは可能なのです。周りのお店が、プロにフルカラーのチラシを作ってもらっているからといって、真似をする必要はありません。いや、逆に周りが取らない方法で差別化することによって、消費者の目を引くことができるのです。今日もらったアナログチラシから、お金をかけずに差別化できる方法を学びました。
ただ、このアナログチラシに注文を付けるとすると、
◎お店の売りが全く書かれていない
という点。このチラシに書いてあるのは、
◎地図と黄色い看板のお店である点
◎チラシを持参すれば、食後のコーヒーがタダになる点
◎一番安いカレーの価格
◎営業時間・曜日
◎電話番号
で、このチラシからは、このカレー店の特徴を読み取ることができません。お店を確認したところ、お店の看板や掲示ポスターにも、特徴が書かれてありませんでした。特別安いわけではないので、大きな特徴がなければ、このカレー店に行くきっかけがありません。実際、ディナータイムに覗いたところ、お客さんの数はほとんどなし。せっかくチラシで差別化したのに、もったいない。チラシの内容でも、差別化が必要です。
☆今日のまとめ☆
競合店と違う方法を取れば、お金をかけなくてもチラシで差別化できる。ただし、そのチラシでは、お店の特徴を訴えなければならない。
☆11/22の目標 ☆
1 プライベートブログの更新 ◯
2 午前6時起床 ×
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 〇
4 腕立て・腹筋を各30回 ◯
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。×
7 読書(書籍・雑誌)をする ◯
8 毎朝、ツイッターでつぶやく ×
☆今日のこぼれ話☆
今晩のガイアの夜明けは、就活特集。
大企業への就職を目指して留年する学生もいれば、在学中に塾を開く学生もいる。
どの生き方が優れていると言うことはできないですが、希望と夢を持って行動している姿は美しい。
就職難は、不景気だけのせいではないような気がします。
大企業だけの常識である新卒一括採用、そろそろ本気で見直す時期でしょう。