【413号】グルーポンCEO,利他的なサービスは社会を変えられない。

◎本日のニュース

1)見出し 
Groupon’s $6 Billion Gambler

Bolsas Grouponeras!

2)要約
クーポン共同購入の元祖であり最大手のグルーポンは、
規模や業績を拡大するとともに、
サービス内容の刷新を進めている。

グルーポンがクーポン共同購入サービスを始めた背後には、
ネット通販がモノの買い方を変えたように、
地元にある店舗での買い方も変えたいという考えがある。
店舗経営者は、お店の認知を高めるためにこれまで
新聞やラジオ・ネットなどに広告を出していた。
しかし、この方法は、支払が先に発生し、
広告を見て欲しい人に見てもらえないかもしれないという
問題を抱えていた。
グルーポンは、掲載料を無料にし、
興味のある人が特別クーポンを見て、
クーポン購入者が一定の人数に達した時のみ
広告料が発生するという方法で、
この問題を解決した。
そのビジネスモデルは、店舗経営者を魅了し、
多くの掲載希望が寄せられている。
その結果、グルーポンは大きく成長し、
CEOのメイソン氏はフォーブスの表紙を飾るまでに
至っている。

しかし、このグルーポンに死角がないわけではない。
まず、その参入障壁の低さから、
類似サービスが激増している。
グルーポン自体は、最近アマゾンに買収された
リビングソーシャルだけを競合とみなしているが、
今後新たに現れる企業との競争に破れて、
グルーポンは廃れるかもしれない。
また、グルーポンのサービス開始時期が、
新たなネットバブルの最中にあたるかもしれないという指摘もある


アナリストの中には、ツイッターなどのソーシャルネットサービスが
過大評価されているという意見もある。

これらの死角を排除するためか、
グルーポンはサービスを刷新させている。
例えば、カスタマーサービスを充実させ、
返品保証や24時間電話対応を実施している。
また、単に店舗が決めたクーポンを掲載するのではなく、
クーポン内容の相談を受けたり、提案を行ったりして、
店舗へのコンサルテイングも実施している。
さらに、グルーポンストアを始め、
契約店舗が自由にクーポンを発行できる新サービスを行っている。

3)キーとなる英文
What we’re trying to do is fundamentally change
the way that people buy from local businesses
in the same way that e-commerce has changed
the way that people buy products.

4)キーとなる英文の和訳
我々が行おうとしていることは、
Eコマースがモノの購入方法を変えたのと同じように、
地元企業からの購入方法を根本的に変えることである。

5)気になる単語・表現
なし

6)今日のヒント
グルーポンについては、割引で動く消費者しか集客できない
などと批判的な意見もあるが、確実な集客を見込める点では、
店舗経営者には大変うれしいサービスだろう。

特に新規にオープンしたお店では、
その認知を広め、まずはお店の良さを知ってもらうことが
大変重要になる。
また、お客さんの入ってないお店にはなかなか入りにくいので、
無料プレゼントを提供してででもまずは集客する必要がある。
だから、折り込み広告やフリーペーパーなどに広告を乗せるのであるが、
その集客効果があってもなくても、広告費は必ず発生する。
ある意味ギャンブルに近い。

この効果が不確定な広告の欠点を解決する方法として、
グルーポンはクーポン共同購入というサービスを提供している。
クーポンが売れた場合のみ費用は発生するということは、
クーポンが売れて費用を払えば必ず集客できるということを意味し、
新規開店のお店の悩みを解決することになる。

一方、このビジネスアイデアは、意外なところから生まれている。
メイソンCEOは、グルーポンを始める前に、
ThePoing.org(以後「ポイント」と呼ぶ)というサービスを開発している。
このサービスとは、
1)抗議活動や資金調達活動などの各種活動を計画する。
2)一定の人の賛同が集まれば、この計画を実行する。
というもの。2)の仕組みから、
グルーポンのサービスが生まれたと言える。
ポイントは、結局サービス開始までに至らなかった。
このサービスの開発からメイソン氏は以下のことを学んだ。
1)成功するサイト・サービスは、シンプルで使いやすくなければならない。
2)利他的な目的で存在するサイトや商品が成功した例は、ほとんどない。
ポイントの敗因を、その対象とするサービスの範囲がとても広く、
またサービス内容が抽象的であった、と考えたようだ。

おもしろいのは、2)。世界を変えるようなサービスを生み出した創業者は、
社会をよりよくするために開発したと述べることが多い。
しかし、実際の創業経緯を見てみると、
自分が望んだサービスが存在してなかったから作ったという、
利己的な理由によるものが実に多い。その真偽は確かではないが、
フェースブック・フリッカー・ユーチューブ・ツイッターは、
利己的な理由で生まれたという。
「社会を変えたい」という大きな野望を持つことは、大変重要なことであるが、
利己的な目的がないとサービスを開発・改善するモチベーションを
保てないといことなのだろうか。大変興味深い。

日本でもグルーポンと同様のサービスは、筍のように激増している。
そのためか、その仕組みやクーポン内容に対する消費社の驚きが薄れ、
辟易する人もいることだろう。また、クーポン共同購入を行った店舗の中で、
クーポン利用者がリピーターにならないという意見もある。
店舗とそのターゲットをより効率的に結びつける新たな仕組みが、
必要に思える。

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《今回のヒントのまとめ》                                            
▼グルーポンが提供するクーポン共同購入サービスは、
集客のための広告の課題を解決したサービスと言える。
費用を払えば確実に集客できるという点は、店舗経営者
(特に新規オープンの場合)にとって、大変ありたがいだろう。

▼一方、グルーポンのこのアイデアは、
当初クーポンではなく各種活動を対象にしたものであった。
しかし、このアイデアは、対象範囲が広すぎ、
抽象的すぎるという理由でサービス開始に至らなかった。

▼グルーポンのメイソンCEOは、この経験から、
「成功するサイト・サービスは、シンプルで使いやすくなければならない。」
「利他的な目的で存在するサイトや商品が成功した例は、ほとんどない。」
という教訓を得た。特に、後者の教訓は興味深く、
社会を変えるサービスは、
まずは利己的な理由から始められている場合がほとんどで、
この教訓から大幅な割引クーポンという発想を得たのだろう。

▼グルーポンやそのクローンサービスについては、
消費者側・店舗側から賛否両論があるが、
消費者と店舗をより効率的に結びつける仕組みが今後望まれるだろう。

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6)おすすめ商品・サービス 

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※       新規事業を始めるにあたり、このサイトをどのように行うか
近いうちに決めなければなりません。

編集後記
こんばんは、高尾です。
年賀状を書く時期になりました。
当初は、個人的な理由から年賀状を出さずに、
寒中見舞いを送る予定でいました。
しかしながら、年賀状は普段会っていない人と連絡を取り合う大変貴重な機会なので、
逃すのはもったいないので、今年も送ることに。
デザイン・内容はシンプルにまとめる予定です。
それにしても、今年はあまり人と交われなかった一年だったので、
少し反省しています。
※この記事はお昼頃に書いています。

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今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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