ファミレス化するイケア
先週末、イケア神戸に買い物に行きました。特に欲しい物があったわけでもなく、たまたま近くに車で行ったので、寄ったという表現の方がいいかもしれません。
店内に入るや、何やらいつもと雰囲気が違います。何が違うかというと、お客さんの数。イケア神戸に初めて行ったのは2008年の秋頃ですが、その頃店内はすごい人でした。その人の多さのために、買う気が失せるぐらい。イケアは入り口と出口(レジ)までが一直線で、近道や逆流(しようと思えばできますが)は原則できません。なので、人が多いとなかなか前へ進めないことになります。それぐらい人が多かったのです。
しかし、その日は混んでいないというよりも、ガラガラという描写の方が適切かもしれません。購買意欲が失せるぐらいの、お客さんの数でした。
ただ、冷静に考えてみると、駐車場はそれほど空いているというわけではなかったのです。4階の駐車場は満車で、5階に止めなくてはいけなかったほど。その5階の駐車スペースも、どこでも空いているというのではなく、空いている場所を探したほど。(ただ、駐車場をぐるぐる回ることはありませんでした。)駐車場に車を止めたお客さんは、どこに行ったのでしょうか?
疲れたのでお茶をしようとフードコートに入った時に、その理由がわかりました。お客さんが行った先は、フードコートだったのです。イケアのフードコートは、格安でスウェーデン料理のファーストフードが食べられるのが特徴。ドリンクバーも180円で、コーラからアイスコーヒーまで数種類の飲み物が飲み放題です。さらに、ビール・グラスワインなどアルコール類も意外に充実しています。(もちろん、運転手は飲めませんが。)私達はカフェ使用として17時頃に行ったのですが、周りのお客さんのほとんどはスウェーデン料理を持ってレジに並んでいました。(フードコートということだけあって、セルフサービス。)客単価は、600円ほどでしょうか。
また、家具を販売するイケアのフードコートだけあって、そこに置いているインテリアはイケアで販売されている商品のようでした。まるで、都会にあるしゃれたカフェのよう。さらに、フードコート全体が大きいので、混雑している雰囲気はほとんどありません。大きなソファーが十分なスペースに置かれており、ゆっくりした時間が流れています。さらに、セルフサービスで食べ終わった物は自分で片付けなくてはいけないので、ダイニングスペースには店員さんはほとんど見当たりませんでした。そこは、お店の目を気にせずに、ゆっくり時間を過ごせる場所なのです。
まるでファミレスのような雰囲気ですが、ファミレスみたいに店員さんを気にする必要がありません。なので、さらにくつろぎやすいスペースになっています。デートするカップルも多数いたほどです。
お腹が空いたらゆっくり買い物ができないので、作ったであろうイケアのフードコート。それが、今ではデートでも使われるおしゃれなファミレスに。ファミレス化したフードコートの影響が、どの程度家具の売上に響くのかは、気になるところです。神戸撤退だけは避けて欲しい。
☆今日のまとめ☆
ゴールデンウィーク最終日なのに、店内が空いていたイケア。
一方で、駐車場はそれなりに混んでいた理由は、フードコートをおしゃれなファミレスのように使っているお客さんがいたから。
ファミレス化したフードコートが、家具販売にどの程度影響を及ぼすかは気になるところ。
☆今日のこぼれ話☆
イケアでは、その家具を使った部屋のインテリアを多数見ることができます。
そのインテリアを見るたびに、その安さと華やかさに驚かされます。
デザインを考える時には、とても参考になる場所かもしれません。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→☓
◎毎日情報を発信する→☓
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯
◎腕立て・腹筋30回→☓
◎自宅のある12階まで歩いて登る→☓