爆弾低気圧による電車運休をビジネスに活かすには?

一昨日の爆弾低気圧の凄まじさにびっくりしました。天気予報によれば、

春の嵐

ということだったので、「強い風の中で雨が降る」程度にしか考えていませんでした。だから、当然外出の予定を入れるわけです。

 

しかし、実際には、生まれてこの方初めて遭遇するほどの台風のよう。恐れを感じるほどです。ただ、その嵐も小一時間ほどで過ぎ去ったので、外出することにしました。

 

外は晴れていたので、自転車で行けばよかったと後悔するも、それはJR住吉駅に着くまでのこと。強風のため、晴れているのに電車が動かないのです。初めは「約50分の運転の遅れ」という表示だったのが、「運転見合わせ」という表示に変わりました。JRで止まっているのだから、阪神・阪急も止まっているということは容易に推測できます。(実際には、阪急は動いていました。)駅に止まっている電車の中にいるので、閉じ込められているわけではありません。だから、気分は楽なのですが、それでも手持ち無沙汰になります。周りを見渡すと、他の乗客も同じ。携帯をいじる人もいれば、友人と話す人もいれば、居眠りする人もいます。

 

そこでふと感じたことは、

この電車の中には、多くの人がいる

ということ。当たり前と言えば、当たり前です。ただ、冷静に考えれば、

コストを掛けずに、もともと集客できている

わけです。そこにビジネスが生まれないわけがありません。そこで、考えてみました。

 

  1. 電車の運転見合わせに合わせて、有料コンテンツの一部を無料化して、見込み客を集める。
  2. ネット通販でセールを行う。

 

1について、例えば、日経電子版をその時だけ無料で閲覧できるようにする、ということです。手持ち無沙汰にしている人が多いので、読む人が多いのではないでしょうか。属性によって、配信するコンテンツを変えることができれば、集客効果はさらに高まるでしょう。電子書籍が、運休時間限定で読めるというサービスもいいかもしれません。本屋さんでも立ち読みをネット上で行うようなものです。

 

2は、スマートフォンでの通販利用が多いことに目を付けました。暇なら、通販サイトを覗く人も多いかと思います。そこでセール情報を流せば、通販サイトに行くだけでなく、購入に至る人も増えるのではないでしょうか。

 

結局、阪急への振替輸送が行われたので、阪急御影駅に向かったのですが、住吉の駅ビル内にある店舗は、それなりに人が入っていました。災害時にビジネスのことを考えるのは不謹慎という意見もありますが、お店が提供する商品(モノやサービス)を通じてお役に立てる、と考えれば特に問題はないかと思います。普段立ち寄らない人がお店に来るチャンスでもあります。

 

☆  今日のまとめ☆

爆弾低気圧により運休になった電車の中は、手持ち無沙汰の人が多くいた。

手持ち無沙汰を解消できるサービスを提供できれば、将来の顧客になってくれるかもしれない。

普段利用しない人に、商品を知ってもらうチャンスである。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

晴れてても風が強ければ、電車は止まる。

当たり前のことですが、見逃していました。

風も侮れません。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓

◎営業日誌を付ける→☓

 

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