元町夜市でわかった売れる飲食店の法則とは?

元町夜市

 

先日7月24日に、神戸元町商店街で行われた元町夜市に行きました。商店街に夜店(模擬店)が出る一種のお祭り。子供向けのゲームやイベントが多く、家族連れが多いのが特徴でしょうか。

 

そこで印象的なシーンがありました。それは、対面する2つの夜店が対照的だったということ。販売する商品ではなく、集客状況がとても対照的でした。まとめると、次のようになります。

 

豚キムチを売る夜店→お客さんはポツポツ

手羽先を売る夜店→行列

 

どちらも本当に美味しそうな料理なんですが、集客数に大きな違いが生まれていました。そこで、料理と販売方法の差を見ると、次のような違いがありました。

 

豚キムチ→比較的調理しやすい、鉄板から匂いや音はほとんどなし

手羽先→調理は難しい、鉄板から美味しそうな匂いや音が漂う

 

豚キムチを作ることは、それほど難しくはありません。キムチと豚肉を炒めるだけです。十分火を入れる必要がありますが、火を入れすぎてもさほど品質には影響しません。一方、手羽先は、火加減が難しい。火が弱いと皮がこんがり焼けず、強すぎると中まで火が通りません。だからか、手羽先を家庭で調理する人が少なく、スーパーでもその品揃えはとても小さいのが普通です。

 

販売方法では、見た目の美味しさに大きな違いがありました。豚キムチの夜店では、そのジューシーな音や食欲をそそる匂いを感じることはできませんでした。一方で、見た目にも美味しそうで匂いも楽しめたのが、手羽先。だからでしょう、行列が行列を生んでいました。

 

この両者の違いは、飲食店でも当てはまるように思えます。つまり、調理が難しく家庭でなかなか作れない料理を提供するお店は、来店する動機が生まれやすくなります。さらに、お店の前を通ると、お店が提供する料理の美味しさが音と匂いで伝わってくると、ついつい足を止めたくなるものです。この2つの要素が、売れる飲食店を生み出すのではないでしょうか。

 

☆今日のまとめ☆

豚キムチの夜店と手羽先のお店は、道路を隔てて対になっていたが、集客には大きな違いがあった。

その違いを生み出したのは、調理のしやすさと食欲をそそる音と匂いの使い方ではないか。

家庭で調理しにくい料理を提供し、その美味しさを音と匂いで伝えることができれば、飲食店の成功確率は高まるように思える。

 

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☆今日のこぼれ話☆

その手羽先ですが、手羽先自体の特徴(産地など)は、特に訴求されていませんでした。

それでも売れるんですね。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓

◎営業日誌を付ける→☓

 

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