ドライなマックとウェットなロッテリア。
今回は、ロッテリアから執筆。
いつもの
◎JAFカード+ホットカフェオレ=100円
を注文したところ、あるものを発見。
それは、レジカウンター上に掲げてある看板。
昔は、メニュー表が掲げられていました。
いつからか、この看板には、
◎お店が売りたい商品
が印刷されるようになりました。
今回のロッテリアならば、エビバーガー。
マクドナルドならば、クオーターパウンダー、ビッグマック、期間限定商品でしょうか。
ただ、この掲載の仕方が両社で異なるんです。
その違いは、
◎マック⇒商品名と写真・価格を表示
◎ロッテリア⇒エビバーガーの特長を写真とキーワードで説明。
例えれば、
◎マック⇒セルフサービスのスーパー
◎ロッテリア⇒近所にある昔ながらの八百屋
という違いでしょうか。
この差から読み取れることは、
◎マック⇒ドライな関係⇒短期的な利益を追求
◎ロッテリア⇒ウェットな関係⇒親しみを抱いてもらって、長期的な利益を追求
という企業姿勢。
また、両社の価格体系を考慮に入れれば、
◎マック⇒割安感を訴求して、薄利多売を目指す
◎ロッテリア⇒高付加価値を訴求して、高い利益率を目指す
というビジネスモデルが見えてきます。
小規模企業の場合、薄利多売を目指しても最終的には大手企業に負けてしまうので、ロッテリアモデルを目指すのが定石。
顧客のベネフィットを追求した商品を開発し、その商品を購入すればどんなハッピーな生活になるかを、愚直に説明する。
面倒だけどこれをやって初めて、顧客がリピーターになり、好ましい口コミを発してくれるファンになってくれます。
ロッテリアの店舗デザインから、こんなことを考えてしまいました。
ただ、ロッテリアがこのモデルを追求するならば、マクドナルドより高度な接客を行う必要あり。
今の状態では、マクドナルドと同等。
接客について言えば、ユニクロの接客レベルは本当にすごいと思う。
☆今日のまとめ☆
ロッテリアは、レジカウンター上の看板で、エビバーガーの特長を写真5面使って、丁寧に説明。
一方、マクドナルドは、セットメニューの商品名・価格・写真を掲示。
小規模企業は、価格に頼るのではなく、商品のベネフィットを愚直に説明することで、顧客がファンに成長し、利益を拡大することができる。
☆4/15 の目標☆
1 プライベートブログの更新 ◯
2 午前7時起床 ×
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ×
4 腕立て・腹筋を各30回 ◯
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明日の希望を書く。◯
7 AFPの勉強をする。 ×
8 読書(書籍・雑誌)をする ◯
9 毎朝、ツイッターでつぶやく ×
(今 日のこぼれ話)
神戸のビジネスプランコンテストに応募しようと思い、応募要綱をダウンロードしました。
行政が行う企画だけあって、神戸にどんな効果を与えられるビジネスかが問われるようです。
もちろん、その前提として、そのビジネスの収益性・将来性・新規性も求められます。
今私が考えているビジネスは、まだまだアイデア状態。
収益をどう求めるかで、頭を悩ましています。
単に物販するにしても、そこにひねりが必要。
スパイラル状に集客できる仕組みがあれば、さらに説得力を持ちます。
とはいっても、やはり一番信頼できるビジネスは、試験販売で好結果が出たものでしょう。
コンテストは二の次にして、試験販売してみることが必要かもしれません。
(今 日の言葉)
「現場は時々刻々と動いている。やるべきこと、やりたいことはまだまだいっぱいある。振り返っている時間はあまりないのだ。」
(ファーストリテイリング社長柳井正 「一勝九敗
」より)