アベノミクスでコンビニが儲かる理由とは?
先日、神戸・元町のセブン-イレブンで見かけた光景があります。それは、OLらしき女性が総菜を選んでいる場面です。彼女が手にしたのは、生ハム。コンビニでも生ハムが売られているんですね。この時、初めて知りました。そして、注目すべきは、この時彼女がもう片方の手に持っていたもの。それは、グリーンサラダでした。こちらは、総菜になります。
ここでピンと来ました。そうです、彼女の頭には、次のような算式が浮かんでいたのです。
生ハム+グリーンサラダ=生ハムサラダ
何を言いたいかと言うと、
コンビニの総菜が料理のパーツになっている
ということです。総菜売場を見れば、パーツになりそうな商品があるわあるわ。例えば、こちらのサラダ。
自宅に野菜があれば、野菜付きポテトサラダの出来上がり。野菜を切って、セブンプレミアムのポテトサラダを乗せるだけです。さらに、そのセブン-イレブンには、野菜と豚肉まで販売されており、その前にはこの加工食品が。
永谷園のお肉マジックと豚肉があれば、角煮に似た料理の出来上がり。まさに、簡単にできる料理のパーツを販売していることになります。
今回見かけたOLさんは、買い物に時間を取られたくないから、このセブン-イレブンで買ったのだと思います。スーパーに行けば、もっと種類があって、恐らく安く買えるのもかかわらずです。それだけ時間を有効利用したかったのでしょう。アベノミクスで景気が良くなり雇用が増えれば、このOLさんのような消費行動をする人が増えるのではないでしょうか。コンビニにプラスに働くアベノミクスを見越して、新浪さんはいち早く賃上げを決めたのかもしれません。
☆ 今日のまとめ☆
コンビニは、簡単にできる料理のパーツを販売している。
アベノミクスで女性の雇用が増えれば、買い物時間を短縮できるコンビニの利用者が増えるのではないか。
マーケティング・ビジネスのヒントに関するブログも書いています
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
☆ 今日のこぼれ話☆
昨日、自転車でこけてしまいました。
何で転倒したのかはいまいち不明なのですが、大きな怪我にならずよかったです。
ただ、僕の代わりに怪我をしたのが、こちら
色付きクリームで何とかなればいいのですが・・・
☆経営コンサルタント 石原明さんの言葉☆
「自分がものを買ったときというのは実はデータ収集の大きなチャンスなのです。」
(『気絶するほど儲かる絶対法則 売れるしかけと勝てるしくみの作り方』より)
※ポッドキャストでいつもお世話になっています。この番組は本当に勉強になります。
※創業者・経営者・コンサルタントの心に残る言葉、元気になる言葉を紹介しています。