六甲アイランド食品マーケットが集客に成功した要因とは?
前回取り上げた六甲アイランド食品マーケット。実際に参加してみて一番驚いたのは、すごい人だったということです。正直言いまして、あまり期待していないせいもあり、この集客数の大きさにはたまげました。
こんな大きな集客を生み出した要因はずばり、
無料のプレゼント抽選を実施したから
です。これを因数分解すると、以下の要素が人を呼び寄せたのだと思います。
【人を呼び寄せた六甲アイランド食品工場マーケットのプレゼント抽選】
[1] 無料
[2] 抽選
1について、無料という力は凄まじいです。もしこれが、有料もしくは購入者特典だったとすれば、人でごった返すようなことは無かったと思います。もう、移動するのが大変だったぐらいですから。子供を持つ家族にとっては、無料で楽しめるイベント。「無料」の持つ力は、アベノミクスによる景気好転期待があるとはいえ、まだまだ強いのです。
2について、抽選によるドキドキ感は、人を興奮させる力があります。会場に着いた時には、すでに舞台上で抽選が行われていたのですが、ほとんどの人は舞台を注視していました。自分が当選しているのでは、という期待とともに。このドキドキ感は、プレゼント抽選に参加している人しかわからないものですが、参加している人は皆真剣なのです。
1と2の要素があったからこそ、すごい人で賑わっていたのであり、その集客は売上にも繋がっているようでした。実際、ほとんどのブースで売れ切れが続出。もう少し早く来ればよかった、と後悔したほどです。
特に、2のドキドキ感は、日常生活では味わえない体験だからこそ、人は求めているのかもしれません。プレゼント抽選は昔からある販促・集客方法ですが、まだまだその効果は侮れないように思えます。
☆ 今日のまとめ☆
六甲アイランド食品工場マーケットに多くの人が押し寄せたのは、無料のプレゼント抽選があったから。
その効果もあって、売り切れ商品も続出していた。
特に、プレゼント抽選が持つ、日常では味わえないドキドキ感の効果は、見逃せない。
マーケティング・ビジネスのヒントに関するブログも書いています
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
☆ 今日のこぼれ話☆
人が集まる所に行くと、いろいろ勉強になりますね。
今は集客に大きなコストがかかるから。
集客さえうまく行けば、売れる商品って意外に多いのではないでしょうか。
売れない理由が、知らないだけというのが。
☆経営コンサルタント 石原明さんの言葉☆
「右脳に何かが入ってしまったら、「それでないとだめ」ということになるのです。これを一種のブランド化とも言います。」
(『気絶するほど儲かる絶対法則 売れるしかけと勝てるしくみの作り方』より)
※ポッドキャストでいつもお世話になっています。この番組は本当に勉強になります。
※創業者・経営者・コンサルタントの心に残る言葉、元気になる言葉を紹介しています。