ワタミの半額チケットバック、割引の見せ方が大変うまい。
先日、神戸の岡本でコンタクトを買った時のこと。
バス停までの道程に、坐・和民がある。
久々に和民のメニューでも見ようかと思って立ち看板を覗いたところ、ナイロンを被ったチラシが於いてあった。(ナイロンに入っていたのは、雨が降っていたから。)
そのチラシをじっくり見ると、その販促のうまさに驚いた。
2枚入っていたのですが、一枚は
◎半額チケットバック還元
という内容。
このチラシによると、
◎和民、坐・和民、和み亭全店で、5/9~5/16のご飲食金額の半額分をチケット還元する
という。
同じような割引は以前にも見たことがあるが、その時は確か宴会予約の場合のみ、チケットが発行されたと思う。
今回は、宴会の含めたすべての利用に対した半額チケットバックだから、この割引はすごい。
家電量販店で言えば、
◎ポイント50%付与
となる。
一見、半額で食事ができるというように思えるかもしれないが、それは間違い。
例えば、初回利用料金を5000円とすると、5000円支払って2500円分のチケットを手に入れることができる。
そして、二度目に2500円だけ飲食して、チケットで会計をする。
この2回の飲食をまとめると、
◎5000円で7500円の飲食
をしたことになる。
正確な割引率は、33.3%引き。
そして、チラシの注意書きには、
◎チケットは、お一人様1回につき、2枚(1000円分)までご利用いただけます。
◎チケットのご利用期間は5/17~6/30
とあるので、割引率はもう少し小さくなりそうです。
いかにお得感を抱かせるかで、販促の効果も違ってしまいます。
この点で、割引率を高く見せるワタミのチラシは、大変うまい。
☆ 今日のま とめ☆
チケットバックやポイント割引は、表示された率よりも実際の割引率は低い。
ワタミの半額チケットバック還元も、実際の割引率は33.3%以下。
いかにお得感を消費者に抱いてもらうかという点で、大変うまいやり方である。
☆5/10の目標☆
1 プライベートブログの更新 ◯
2 午前7時起床 ×
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 〇
4 腕立て・腹筋を各30回 ◯
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。◯
7 AFPの勉強をする。 ◯
8 読書(書籍・雑誌)をする ◯
9 毎朝、ツイッターでつぶやく ×
(今 日のこぼれ話)
ワタミのチラシによると、和民、坐・和民、和み亭のメニューはほとんど同じ模様。
業態を開発した当時は、利用シーンによって差別化していたので、少し寂しい限り。
これも、経費削減策の一つなのでしょう。
何でも食べられるという居酒屋の特徴が、今ではその業績の足を一番引っ張っているように思えます。
(今 日の言葉)
「実行しながら考えて、修正していけばよい。危機につながるような致命的な失敗は絶対にしてはならないが、実行して失敗するのは、実行もせず、分析ばかりしてグズグズしているよりよほどよい。失敗経験は身につく学習効果として財産となる。」
(ファー ストリテイリング社長柳井正 「一 勝九敗 (新潮文庫) 」よ り)
※ 当分、私 の好きな書籍「一 勝九敗 (新潮文庫) 」から引用します。