【備忘録】日経夕刊2015トレンド予想2、団塊・子供・孫の新三世代という大きな市場

family with granpa

 

引き続き、日経夕刊に掲載されていた2015トレンド予測について。一回でまとめようと思ったのですが、1番目だけで長くなったので、何回かにわけたいと思います。あくまで個人用に備忘録の意味合いが強いので、悪しからず。

 

2のデジタル世代云々ですが、正直よくわかりません。正直、この世代をターゲットに何やらしようとは思いません。よく知らないからです。ここでちょっと愚痴。最近、10代・20代でシルバーシート(優先席)に平気に座る人があまりにも多いことに、びっくりしています。シルバーシートとは、身体障害者・お年寄り・妊婦などが優先的に座れる座席。健康な若者が座る席ではありません。恐らく、その親が全く躾けなかったからでしょう。学校でも教わっていないのかもしれません。相当疲れていると思いきや、スマホゲームを始める始末。思いやりに関して言えば、相当日本人の倫理観は低下していると言わざるを得ません。どこかの大企業が、「シルバーシートに座ったことのある人は不採用」なんてしてくれたら、この風潮が止まるかもしれません。(愚痴ってスイマセン。)

 

そんなデジタル世代ですから、逆に躾を徹底的に行う塾などがあれば、親の支持を受けられるかもしれません。大学入試改革でも、学力一本の評価から学力など総合的評価に選択基準が変わろうとしているので、学力以外の社会常識・コミュニケーション能力・問題解決能力・実行力などを養う塾はニーズがあるのではないでしょうか。入試改革で、今後既存の塾チェーンがこの手のサービスを始めるかもしれません。(すでに行っていたら不勉強ですね。)しかし、塾のような属人的な要素の大きなサービス業は、規模の大小はあまり関係ないので、中小企業でも十分参入余地はあるでしょう。

 

そんな不届き者(ちょっと言い過ぎか)が多いデジタル世代よりも重要なのが、団塊世代・子供・孫の新三世代。この新三世代が重要なのは、団塊の世代に経済力があるからです。安倍政権も、子供NISAや教育資金贈与非課税制度などで、金融資産を団塊の世代から子供・孫に移行させようとしています。

 

孫のためなら、少々財布の紐の緩むもの。これを実感したのが、クリスマス前の西宮阪急。子供服フロアに行ったのですが、もうジジババがわんさかいましたよ。そして、比較的高いおもちゃ売り場では、クリスマスプレゼントとして買う人が多いのでしょう、レジで待ちができるほど。団塊から孫へのプレゼント、団塊と孫とのツアーなんて、あれば相当売れるのではないでしょうか。

 

食品でも、この新三世代は大きな需要を生み出す可能性があります。団塊と孫が一緒に料理できるキットなんかあれば、少々高くても売れるかもしれません。その場合、注意が必要なのは、目の悪くなった団塊の世代でも読みやすいパッケージ文章。読みやすく、理解しやすい文章が求められるでしょう。

 

逆に、孫から団塊へのプレゼントとしては、手紙があるのでしょうか。小さな子供でも送れる手紙キットがあれば、めっきり減った手紙を書く機会ができるだけではなく、手紙を書くルールを学ぶ機会にもなりますね。親の需要高そう。

 

そう言えば、新三世代の需要をうまく取り込んで復活したのが、ファミリーレストランでした。外食にも、新三世代をターゲットにしたブランドが今後増えるかもしれませんね。

 

☆今日のまとめ☆

新三世代は、ついつい財布の紐が緩みやすくなる団塊の世代がキモ。

新三世代をターゲットにするならば、団塊の世代が読みやすいパッケージデザインなど工夫が必要。

 

アメリカビジネスの最新事情メルマガはこちら

ワインを知れば、おもしろい

WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません

日々気づいた雑感はTwitterで発信中

すいません、Facebookはほぼ引退しました

年5%で資産運用する方法はこちら

 

 

  • 今日のこぼれ話☆

シルバーシートですが、私の世代では、座るのはかっこ悪いという価値観があったように思います。

そういうのも無くなったのならば、悲しい限り。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です