マクドナルドを久しぶりに利用してわかった、ユニクロ・セブン流収益回復策とは?
久しぶりにマクドナルドを利用しました。利用した動機は、スマホアプリのリニューアル記念でポテトSの無料クーポンが配られたから。また、メニュー・オペレーションなど、どのような変化が現場で起こっているのか知りたかったから。
利用したのは、住宅街の店舗で午後8時頃。閉店1時間前とあって、来店客は1・2組で閑散としていました。並ぶこと無く注文したところ、ポテトSは注文後に調理するため、少し待つことに。急ぎの人なら、ファストフードとしてイラッと来るかもしれません。ただ、店舗側としては、出来たてを提供したいから、ツーオーダーで調理するのかもしれません。もしくは、もうすぐ閉店なので、廃棄を減らしたいことが一番の要因かもしれませんが。
テイクアウトにしたのですが、商品が入っていた紙袋がこちら。
マクドナルドを示すMCを目にした、スマイルのイラストが袋に描かれています。これ、実にかわいい。あまりのかわいさのために、食べた後も少し眺めたほど。(私がおかしいだけ?)いつこのデザインに変わったのかは知りませんが、このデザインを採用することにより、
イメージアップ
を図っているのは間違いありません。見た目・デザインをオシャレ・かわいくすることにより、ブランドのイメージアップを図っているのです。この手法は、スタイリッシュなカタカナロゴを採用したユニクロや、CMで温かさをアピールするセブン-イレブンと同じ。期限切れ鶏肉事件や異物混入事件で悪化したブランドイメージの回復のために、このかわいい紙袋に変更したのかもしれません。
中身が伴わないと、結局同じでは?という意見もあるかと思いますが、セブン-イレブンがコンビニ業界で一人勝ちなのは、そのブランドイメージ・店舗デザインが優れているからではないでしょうか。ユニクロも、競争激化でデフレ基調が依然続くアパレル業界で、値上げしても既存店売上高が好調なのは、ブランドロゴ・店舗デザインがスタイリッシュだからではないでしょうか。
マクドナルドのテイクアウト用紙袋への切り替えは、ブランドイメージ向上による収益回復を目指すというオーソドックスな手法そのものと言えるでしょう。
☆今日のまとめ☆
マクドナルドは、かわいいイラストのテイクアウト用紙袋を採用することにより、ユニクロ・セブン-イレブンと同じように、ブランドイメージを向上させ、収益の回復を目指しているのではないか。
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
- 今日のこぼれ話☆
店員の笑顔も実に素晴らしかった。
彼女のファンになりそうなほど。
ただし、他店舗も利用したのですが、そちらではさほど印象的な笑顔は感じられず。
あの娘だけのスキルだったようです。