大手居酒屋チェーンが持つ隠された強みとは?
By Dr. RawheaD
※「アメリカ経済事情」に関しては、サイト「ウォール・ストリート・ジャーナルから見た起業のヒント」にて更新しております。今後、ryotarotakao.comでの更新は行いません。
先週末の尼崎商工会議所主催の創業セミナーで、とても面白いことがありました。セミナー終了後に、有志による懇親会が開催されたのですが、その場所として選ばれたのが駅前の和民。商工会議所主催なのだから、商工会議所会員の居酒屋が選ばれてもいいものです。
なぜ地元の居酒屋ではなく和民で懇親会が行われたのかについて、考えてみました。
参加人数に大きな変動があっても対処できるから
ではないでしょうか。
この創業セミナーのチラシを見ると、懇親会の案内はありません。恐らく、セミナー開始後に、パネルディスカッション参加者などから懇親会を依頼されたのでしょう。即席で決まった懇親会ですので、参加人数が読めません。参加人数がわからなければ、予約を受けたお店も困ります。特に、地元中小企業が運営する居酒屋店舗は、概して大きくありません。人数がわからなければ、予約を受けたくても受けられない、というのがお店の実情でしょう。一方、大手居酒屋チェーンは、地元の居酒屋よりも店舗が大きいので、とっさの予約でも、大人数の予約でも受けることができます。
懇親会(セミナー)主催者は、この事情を考えて、大手居酒屋チェーンの和民を選んだのだと思います。また、大手居酒屋チェーンには
店舗ブランドだけでお店のイメージが伝わりやすい
という強みがあります。名前を聞くだけで、その店舗がどんな雰囲気で、どんな料理が出てくるのか、だいたい予想が付きます。一方、地元居酒屋の場合は、大手居酒屋チェーンよりも知名度が低いので、お店の名前を聞いてもどんなお店なのか予想が付きにくい。和食なのか洋食なのか、それすらもわからない場合が多々あります。地元居酒屋で懇親会を行うとしたら、どんなお店なのか質問が飛んでくるかもしれません。これは、主催者の手間に跳ね返ります。
大手居酒屋チェーンというと、料理もそこそこ、サービスもそこそこ、料金もそこそこ、とそれほど大きな特徴がありません。だからこそ、価格競争に巻き込まれやすく、積極的な理由で選ばれることは少ないかもしれません。しかし、
その大きな店舗面積ゆえに、人数の融通が利きやすい。
その知名度の高さゆえに、店舗名だけで雰囲気・料理などのイメージが湧きやすい。
という特徴は、単独の地元居酒屋にはない大きな強み。この強み、言われれば特に驚きはないですが、普段はなかなか見えないものです。こういう見えない強みをクローズアップさせれば、商品が売れるかもしれません。
☆今日のまとめ☆
大手居酒屋チェーンの強みは、大きな店舗ゆえに人数の融通が利きやすいこと、知名度の高さゆえにイメージしやすいこと。
ただ、この強みは普段なかなか見えないもの。
こういう隠れた強みを活かせば、売行きが伸びるのではないか。
☆What to EAT Yesterday☆
食べたものではないですが、食のイベントを一つ紹介します。
10月6・7日に、白鶴さんで酒蔵開放というイベントがあります。
しぼりたての日本酒が無料で飲めるのはうれしいですね。
松村邦洋さんのお笑いライブもあり。
かなり盛り上がりそうですね。
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☆ 今日のこぼれ話☆
6番のユニフォームを着て応援していただけに、ショックです。
昨日の会見を聞いて、感動しました。
野球人としてのプレーだけでなく、その生き方も含めてスゴイ人です。
本当にありがとうございました。
また、お疲れ様でした。
☆昨日の目標→その結果☆
◎ 朝6時に起きる→☓
◎ 毎日情報を発信する→◯
◎毎日仕事以外の人に話し掛ける→◯
◎腕立て・腹筋30回→◯
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯
◎部屋や家の掃除をする→☓
◎営業日誌を付ける→☓