スーパーでさかなソングを流すのを止めた方がいいと思う理由とは?

鮮魚店 jankie

先日、三宮にできた阪急オアシスのことを記事に書きましたが、通常のスーパーとの違いは、他にもあります。それは、

 

店内で流れている音

 

です。阪急オアシスの店内では、通常のスーパーではお馴染みのさかなソングが流れていません。さかなソングとは、魚介類の需要を喚起するために流している、あの曲。「さかな、さかな、さかな~、さかなを食べると~」というフレーズから始まる、耳に残るあの歌です。その他にも、食材に冠した曲は一切流れず、ジャズなどのハイセンスな音が流れているのです。だから、店内を買い周りしているだけでも、ハイソな気分になり、その結果、少々高いものでも良さそうな商品なら、買い物カゴに入れてしまうのではないでしょうか。

 

一方、通常のスーパーでは、子供向けのさかなソングなどが流れています。決してハイソではなく、どちらかと言えば庶民的。悪く言えば、ダサい雰囲気でしょうか。この雰囲気の中で買い物を余儀なくされているので、できるだけ得しようと考えても、不思議ではなりません。だからこそ、安い商品しか売れなくなるのではないでしょうか。

 

【阪急オアシスと通常のスーパーの違いは音にあった】

[阪急オアシス]ジャズなどハイセンスな音→買い物=楽しい・おしゃれ→良さそうなものなら高くても買う

[通常のスーパー]さかなソングなど子供向けの音→買い物=ダサい・早く済ませたい→できるだけ安い商品を探して得したい

 

先日の日経新聞にも、スーパーの値下げの記事が掲載されていました。

 

ダイエーは8日から、食品や日用品で合計約700品目の通常価格を従来より平均15%下げる。昨年9月から続けている大規模な値下げの第5弾で、累計で約2000品目の価格を恒常的に下げることになる。(2013年6月7日付 日経新聞朝刊)

 

値下げにより客数を増やし、既存店売上を好転させようという戦略ですが、これまでは全くうまく行っていません。人口減少という現実を直視すれば、既存店売上を向上させるために必要なことは、客単価の向上ではないでしょうか。ならば、値下げではなく、単価の高い商品を一品でも買ってもらうように、努力する必要があります。その努力の一環として、買い物をダサいものになり下げたさかなソングを止めることも、一つのアイデアだと思います。

 

☆今日のまとめ☆

阪急オアシスでの買い物が楽しいのは、ハイセンスな音楽が流れているからではないか。

一方、通常のスーパーでは、さかなソングなど子供向けの曲が流れていて、買い物がダサいものに成り下がっている恐れがある。

だからこそ、少しでも安いものを買って得しようという気持ちが働くのではないか。

値下げを脱却し、客単価上昇を目指すなら、さかなソングを止めることも一案だろう。

 

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☆    今日のこぼれ話☆

音の力は意外に大きいのかもしれませんね。

そう言えば、スーパーから顧客を奪うコンビニでも、さかなソングが流れていません。

 

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