EatWith(イートウィズ)が教えてくれる新たなニーズ(その1)
by courtesy of Elvert Barnes
先日、モーニングサテライトにて、アメリカの新たな飲食サービスが紹介されていました。それは、EatWith(イートウィズ)というネットサービスで、このサービスは食事と出会いを提供しています。
具体的には、サイトには自宅で食事を提供するホストとそのスケジュールが掲載されており、そのホストに興味があれば、スケジュールに予約を入れ、その場で支払い。売上の13%を、手数料としてサイトが徴収します。
日本で言えば、異業種交流会やコンパのような感じでしょうか。単に食事をするだけでなく、知らない人とも知り合えるので、友達を増やしたい人にはぴったりとも言えます。逆に言えば、それだけコミュニケーションに対するニーズが高まっているとも言えるかもしれません。
驚いたのが、その価格。指定すれば日本円でも表示されるのですが、少なくとも4500円以上します。日本で言えば、食事に凝った居酒屋で食べるぐらいでしょうか。決して安くはないのです。自宅で食べるのだから、もっと安いのかと思われますが、そうではありません。それどころか、最初この価格を聞いた時、高いと思ったほどです。それでも、サービスを国際展開(日本でもサービス開始済み)しているということは、この価格での需要があることに他なりません。それだけ、コミュニケーションを取りたいというニーズは強いのです。
これだけコニュニケーションニーズが強いなら、飲食店でも顧客とのコミュニケーションをもっと重視してもいいかもしれません。単に食事を提供するだけでなく、人気メニューの料理教室なんてしたら、逆に客数が増えるかもしれません。
☆今日のまとめ☆
イートウィズの人気が教えてくれるのは、消費者のコミュニケーションニーズが強いということ。
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
☆ 今日のこぼれ話☆
ただし、アメリカだから成り立つとも言えるかもしれないですね。
日本人はシャイですから。